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2008/05/23
いい仕事、いい人生 時間を売るな！
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ビジネスは、時間との戦いです。「時給いくら」のアルバイトから経営者まで、時間の制約の中で、一定の成果を上げる必要があります。だから仕事は難しいのです。生産性は生産量を時間で割ったものですし、新製品開発も時間との戦いです。良い仕事をしようと思ったら、時間の使い方を考えないわけにはいかないのです。時間の切り売りをせず、時間効率を高める仕事術を紹介します。
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■■ ビジネス選書＆サマリー
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━＜読者数58,132部＞━
■今週の選書
■いい仕事、いい人生 時間を売るな！
■飯塚哲哉／祥伝社
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■■選書サマリー
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時間を切り売りしないために
【１】
ビジネスは、時間との戦いだ。「時給いくら」で働くアルバイトは
もちろん、経営者でさえ、時間的な制約の中で、一定の成果を上げ
なくてはならない。
仕事が難しいのは、そこに「時間」という要素が含まれているから
だ。生産性は生産量を時間で割ったものだし、新製品の開発も時間
との戦いだ。
どんな分野の仕事であれ、時間の制約は必ずある。特定の区切りの
中で、一定の成果を上げるのが仕事というものだ。良い仕事をしよ
うと思ったら、時間の使い方を考えないわけにはいかないのだ。
ビジネスマンにとって、時間は「戦う相手」であると同時に「上手
につきあうべき相手」と言える。有限の時間を、いかにうまく使い
こなすかが、ビジネスの成否を分けるポイントだ。
【２】
人は、なぜ仕事をするのか。この問いに対する答えをもっていなけ
れば、仕事のために時間をどう使うか考えても意味がない。
人生は「退屈との戦い」のようなものだ。人間は、何もせずに幸福
感を得られるようにはできていない。だから、働かなくても贅沢な
暮らしが約束されている王族でも、必ず「仕事」をしようとする。
しばしば「時間がない」と愚痴をこぼすビジネスマンでも、あり余
るほどの時間を与えられたら、その退屈さに耐え切れずに、何かを
やり始めるはずだ。
つまり、仕事とは自分の「時間」を充足させるために不可欠なもの
なものなのだ。
ところが、仕事は「時間」の制約を受ける。そのため、それを重荷
に感じはじめると「時間に追われる」状態になる。そのとき、仕事
は苦痛で、時間は果たしなく長いものになる。
一方、能動的に時間を使って働いているとき、人はその仕事に生き
がいを感じ、その時間を短く感じる。時間は、あくまでも自分の意
思%
