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2009/01/19
読書は1冊のノートにまとめなさい

読書は1冊のノートにまとめなさい

本とは、賢く付き合いたい。自分がこれまで読んだ本のことを、どれだけ覚えているだろうか?自分の座右の書について、何か言えるだろうか?内容や気に入ったくだり、影響を受けた点、優れていた点などに答えられるだろうか。もし、読んだにもかかわらず覚えていないとしたら、それは読んでいないのと同じだ。そうならないように、多読・速読より、本をきちんと「財産」にする知的生産リーディングを身につけるべきだ。


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■今週の選書
■読書は1冊のノートにまとめなさい
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■目次
・お知らせ
・選書サマリー
・選書コメント
・著者セミナー情報
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■■選書サマリー  
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本とは、賢く付き合いたい

【1】

自分がこれまで読んだ本のことを、どれだけ覚えているだろうか?
自分の座右の書について、何か言えるだろうか?内容や気に入った
くだり、影響を受けた点、優れていた点などに答えられるだろうか。

もし、読んだにもかかわらず覚えていないとしたら、それは読んで
いないのと同じだ。そうならないように、多読・速読より、本をき
ちんと「財産」にする知的生産リーディングを身につけるべきだ。

読んだ本を自分の血や肉として取り入れるには「インストール・リ
ーディング」がお勧めだ。これは、読んだ本の内容を知恵へと変化
させ、使いこなせるようになるやり方だ。

パソコンにたとえれば、単なるデータ保存でなく、インストールす
るイメージだ。この読書術を使うことで、読んだら読んだだけ、確
実にリターンを得ることができる。

【2】

インストール・リーディングのやり方はいたって簡単だ。誰でも実
行できる。お金もかからない。使うのは、100円くらいで売ってい
る1冊のノートとペンだけだ。

しかも、複雑なことは何もない。「自分がどんな本を買って読み、
本のどの部分に注目し、何を思ったか」をノートに書き、後で参照
できるようにしておくだけだ。

これだけで記憶に残るし、もう一度読み返したいくだりがあった時、
簡単に参照できるようになる。たった100円のノートをツールにす
ることで、読んだ本の情報が、確実にあなたの「財産」になるのだ。

もちろん、多読や速読も有効だ。しかし、そうした読み方に挫折し
た方には、この一冊ごとにきちんと向き合う「インストール・リー
ディング」をぜひお勧めしたい。

【3】

具体的に説明すると、まずはノートの使い方だ。大きく4つの使い
方がある。一つ目は「思いつきメモ」だ。日ごろの思いつきを分類・
整理せずに1冊のノートに書いていく方だ。

二つ目は「探書リスト」だ。広告や書評などで、気になった本をリ
ストアップしておく。すると、書店で本を探す時間が短縮でき、主
体的に本を選べるようになる。

三つ目が「読書ノート」だ。好きな本はじっくり、そうでない本は
簡単に、本の抜き書きと自分の感想を書く。この時、抜き書きと感
想を交互にメモする。感想文を書くよりずっとラクだ。

四つ目は「検索テキスト」だ。これは、ノートに記述した内容を再
度活用するために、パソコンで作っておく検索用のテキストデータ
のことだ。

これら4つを全て1冊のノートにまとめるのだ。この時、読書メモ
だけでなく、日常生活のすべてのメモを1冊にまとめる。そのほ
うが、情報同士がリンクして、色々な場面で役に立つからだ。

【4】

読書メモを手で書くのはキツいし面倒だ。しかし、続ければ必ず見
返りがある。たとえば、企画書や提案書を作るとき、本を読んだ当
時の自分の思考や印象が蘇り、様々な発想が呼び水にできる。

思考とは、ガスのようなものだ。あると思っても、あっという間に
霧消してしまうし、そのままではどんな考えなのか自分でも解らな
い。だからポリ袋に入れておく。そうすれば消えてなくならない。

なお、読書ノートにメモを書くことを継続するコツが3つある。一
つ目は、しないほうが苦痛に感じるぐらい習慣化することだ。寝る
前の歯磨きも続ければ、しないほうが苦痛になるが、これと同じだ。

二つ目は、見返りを大きくすることだ。メリットが実感できれば、
誰でも続けるはずだ。本の言葉が活かせたり、本からアイデアの核
心を得るなどの経験をすれば、誰でも続けるようになるはずだ。

三つ目は、自分のやりやすく、続けやすいようにアレンジすること
だ。そのほうが、ノートに愛着もわくし、確実に使いやすくなるは
ずだからだ。

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■■選書コメント
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本書は、最近流行の読書法の本です。と言っても、いわゆる速読な
どでなく、本の選び方や役立て方をわかりやすく解説する本です。
読書を仕事や日常生活に生かすためのアイデアが満載です。

前作『情報は一冊のノートにまとめなさい』は、27万部の大ベスト
セラーになりました。本作は、前作のテーマを読書に絞り、より実
用性を高めた本と言えます。

読書術は、最近特に類書がたくさん発刊されています。そのせいで、
どの本を読んでも大差なく、大した発見もないと感じられます。し
かし、本作で紹介されるのは著者独自の斬新なアイデアばかりです。

といっても、荒唐無稽なものでなく、どれも理にかなっています。
しかも、特別なスキルの習得も、余計なお金も不要です。誰でもす
ぐに実践できるハードルの低いノウハウです。

魅力のもう一つは、著者自身が実際に実践しているところです。た
とえば、自分の蔵書に、図書館のようにナンバリングをするなどは、
誰もが一度は考えることですが、本当にやる人はほとんどいません。

それを本当にやってしまうのが、著者のすごいところです。読む側
も、著者に実践、実証されたノウハウばかりなので、信憑性を持っ
て実践することができます。

著者は情報術の達人だけに、本書も書籍という膨大な情報をいかに
整理し、活用するかという視点から書かれています。その点、デジ
タル時代らしい本と言えます。

読書が好きで、普段から本をたくさん読んでいるが、書籍の購入や、
活用、保管には頭を悩ませてきたというすべての人にお勧めしたい
一冊と言えます。

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
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