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2010/02/26
話し方にもっと自信がつく100の法則

話し方にもっと自信がつく100の法則

話し方で、かなり決まる。
話し方やコミュニケーションに、もっと自信がつくテクニックがある。誰にでもできて、しかも、ビジネスの現場や日常生活で無理なく実践できるものばかりだ。まず、携帯電話をうまく活用することだ。たとえば、アイデアが浮かんだときや、使えそうな情報やテクニックを発見したときは、すかさず携帯電話から自分のパソコンにメールを打つようにしている。


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話し方で、かなり決まる

【1】

話し方やコミュニケーションに、もっと自信がつくテクニックがあ
る。誰にでもできて、しかも、ビジネスの現場や日常生活で無理な
く実践できるものばかりだ。

まず、携帯電話をうまく活用することだ。たとえば、アイデアが浮
かんだときや、使えそうな情報やテクニックを発見したときは、す
かさず携帯電話から自分のパソコンにメールを打つようにしている。

そうすれば、せっかくのアイデアや情報を失うことなく、自動的に
データベースを作り上げることができる。メモ用紙ではなく恐れが
あるし、ノートや手帳は常に持ち歩いているわけではない。

その点、携帯電話は四六時中、肌身離さず持ち歩く。このような
「携帯メールメモ」を実行すれば、発想力や企画力を磨くことがで
きる。しかも、会話の引き出しが飛躍的に増えるので、会話の質も上がる。

【2】

言いたいことをすべて話そうとすると時間がかかるし、テーマが拡
散して相手に真意が伝わらない。常にタイムリミットを設け、優先
順位を意識して話せば、重要なこと、言いたいことが的確に伝わる。

タイムリミットを意識して話すには、3分間でどのくらい話すこと
ができるのか試してみることだ。そのためのトレーニング方法は、
2つある。

ひとつは、キッチンタイマーなどで時間を計りながら、自己紹介を
する方法だ。なぜ「自己紹介」かというと、これが人間関係のきっ
かけになるからだ。

もう一つは、携帯電話についている留守番電話機能を活用する方法
だ。3分間をフルに使って、相手の留守番電話にメッセージを入れ
てみる。

これは、トレーニングになるばかりか、自分の意図をあらかじめ相
手に伝えておくことで、その後のコミュニケーションをスムーズに
することができる。

【3】

人生は選択を迫られるシーンに満ちている。毎日がディベートの連
続だ。このような選択を自分ひとりで考えることを「ひとりディベ
ート」と呼ぶ。

「ひとりディベート」とは、他者とではなく、自分と対話すること
だ。人や物事を客観視できる「ひとりディベート」は、自分の意見
の整理に役立つ。

「ひとりディベート」は、次のようなステップを踏んで行う。まず、
現状を分析し、問題点を発見する。その際、思いつくかぎり多くの
問題点をビックアップするようにする。

次に、問題解決のプランを選択し、導入の可能性を検証する。この
時、使うのがキャスト・ライトアップという技法だ。関係する事柄
の「良いこと」と「悪いこと」をあぶり出し、分析する方法だ。

ここでは、ヒト・モノ・カネ・情報・時間という5つの観点に光を
当て、実現の可能性を検証していく。

最後にプラン導入後のメリット、デメリットの検討だ。検討する時
には、複数の視点から検討することだ。立場が違えば、メリット、
デメリットも違ってくるからだ。

【4】

読書も重要だ。読書は、質の高い会話の土台になるからだ。ディベ
ートでは事前の情報収集で9割、結果が決まる。だから私は、ディ
ベートの試合の前に、テーマに関連した書籍を最低20冊は読む。

読書にはコツがある。たとえば、移動時間などの細切れ時間を活用
し、30分に1冊読むと決める。それは、タイムリミットを意識する
ことで集中力が増し、必要な情報にありつくことができるからだ。

30分で1冊読むことは不可能ではない。まず、本の「はじめに」「お
わりに」「目次」にしっかり目を通す。そして、本を読む目的であ
る「テーマ」を意識しながら流し読みをしていく。

キーワードや、他の本にないデータなどに遭遇したら、そこに付箋
を貼っていく。読書に慣れない人は、自分の趣味に関する書籍を読
み、読書のクセをつけことから始めることだ。
 
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■■選書コメント
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本書は、ディベートの第一人者によるユニークな話し方の本です。
著者が、ディベートの実践の中で鍛えた、話し方のコツが100の法
則として紹介されています。

ディベートというと、論理性を競い合う「競技」というイメージが
あります。だから「話す」という点は同じでも、共通点は少ないよ
うに思われます。

しかし、実際にディベートを観戦すればわかりますが、観客を説得
するには、話し手の情熱や人間的な魅力が極めて重要な要素です。
勝つためには、人間力のすべてを動員する必要があるのです。

そこで培われた人間力やスキルは、当然日常の会話に生きてきます。
本書も、百戦錬磨のディベーターの実践に裏付けられた内容だけに、
洞察が深く、説得力があります。

話し方といっても、いわゆる話し方の本のように、話し方を体系的
に解説しただけの本ではありません、著者が駆使する様々な技術や、
その訓練法をいくつかのカテゴリーに分けて解説しています。

頭から読むより、気になるところから順不同で読む本です。内容も、
実践不可能なものはなく「ケータイのメモを使う」とか、タイムリ
ミットを意識するなど、誰にでもできることばかりです。

理想のビジネス書とは、実践が簡単で、効果が絶大なものだと思い
ます。本書は、そんなビジネス書の理想的な形を実現できている本
だと思います。

「自分は、話しが上手でない」という人、「いい線いっているが、
さらに磨きたい」という人、「仕事柄、どうしても必要」という人
など、話に関心のあるすべてのビジネスパーソンにお勧めします。

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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