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2011/03/18
ビジネスは、毎日がプレゼン。

ビジネスは、毎日がプレゼン。

プレゼン上手は、生き方上手
「プレゼン上手」は、どこの会社でも重宝される。プレゼンが上手な営業職は、きっと成績優秀な人だし、マネージャーなら伝える技術があるので、よきリーダーとしても慕われているはずだ。プレゼンは、コミュニケーション活動そのものだ。プレゼンに磨きをかければコミュニケーション力は上がるし、日ごろのコミュニケーションをブラッシュアップすることが「プレゼン上手」の道だ...


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■■       ビジネス選書&サマリー

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■今週の選書
■ビジネスは、毎日がプレゼン。
■村尾隆介/同文舘出版
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■■選書サマリー  
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プレゼン上手は、生き方上手

【1】

「プレゼン上手」は、どこの会社でも重宝される。プレゼンが上手
な営業職は、きっと成績優秀な人だし、マネージャーなら伝える技
術があるので、よきリーダーとしても慕われているはずだ。

プレゼンは、コミュニケーション活動そのものだ。プレゼンに磨き
をかければコミュニケーション力は上がるし、日ごろのコミュニケ
ーションをブラッシュアップすることが「プレゼン上手」の道だ。

つまり、働く社会人にとって、まさに毎日がプレゼンなのだ。こう
発想すれば、日々の仕事も、これからのキャリアも、もっと、うま
くいくはずだ。

誰だって、自分の伝えたいことが、相手にしっかり伝わるようにな
れば、うれしいはずだ。「プレゼン上手」を目指すとは、その成功
率を高めることだ。必ずよりよい人生につながるはずだ。

【2】

よりよいキャリアのため、より高い収入を得るために、今、勉強す
べきことはコミュニケーション」だ。ビジネスの世界は、そのほと
んどがコミュニケーション活動だ。

ビジネスは、すべて「伝える」という作業で成り立っている。お客
さまに、スタッフに、上司に、協力会社に、世間に、「伝える」を
上手にこなせば、ビジネスのあらゆる面がよくなっていく。

プレゼンテーションも「伝える作業」の一つだ。普段のコミュニケ
ーションよりも、場所や、時間など、制約が多いが、れっきとした
「コミュニケーション」だ。

一方的に話しているようで、目的の多くは聞き手に「こちらが考え
ているように動いてもらう」ことだ。リアクションが伴うという意
味では、双方向のコミュニケーションなのだ。

【3】

すべてのプレゼンテーションは、エンタテインメントだ。実際、自
分のプレゼンをそう感じてもらえるように、普段から努力と改善を
積み重ねている。

単に「よかった」「勉強になった」だけではなく、60分なら60分、
最後まで飽きずに、あたかもエンタテインメントを観ているような
感覚で聞き手に楽しんでもらえるようにする。

これは、人前で話す機会があるすべての人に持ってもらいたい意識
だ。なぜなら、人にプレゼンを聞いてもらうということは、その人
の人生の貴重な時間を頂戴していることになるからだ。

もし、話がつまらなかったら、聞き手の時間を無駄に潰しているの
と同じことだ。相手は、その時間を使ってもっと他の有意義なこと
ができたのだ。

「伝えるべきメッセージを伝える」というだけでなく「この時間を
楽しんでもらいたい」と考えることこそが、私にとってはすでに身
に染みついた発想、またはそれ以上の「礼儀」のようなものだ。

【4】

エンタテインメントと言っても、難しく考える必要はない。飲食店
などで楽しそうに働いているスタッフを見るのは、つまらなそうに
働いているスタッフを見るより、断然気持ちがいいはずだ。

同じように、プレゼンしている側が楽しそうに話すことだ。これだ
けで、聞き手は得した気分になり、時間も早く過ぎるような錯覚を
覚える。

まずは、楽しそうに話すことだ。これだけでもあなたのプレゼンの
エンタテインメント性は、飛躍的に高まるはずだ。やるからには、
とことん喜んでいただけるプレゼンをするべきだ。

仕事だから、聞き手を楽しませたり、自分が楽しんだりするのは、
違うのではないかと考える人がいるかもしれない。それだけで、不
真面目な印象を覚える人もいるかもしれない。

しかし、人生の時間の8割は、よくも悪くも仕事に費やすのだ。毎
日の仕事を自分の力で楽しくするためにも、楽しんで取り組むとい
う発想が大事なのだ。

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■■選書コメント
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プレゼンテーションの方法を解説する、ちょっとユニークな本です。
いわゆる、プレゼンのノウハウ本でなく、考え方や心構え、プレゼ
ンに対する熱い思いまで伝わってくる本です。

著者の言うとおり、プレゼンはビジネスの世界ではとても大事です。
決して避けて通ることはできません。思えば、入社面接など、仕事
が始まる前から、プレゼンは始まっていると言えます。

避けて通れないなら、やるしかありません。しかし、多くの人が苦
手意識を持っています。準備をしても、本番ではアガってしまう、
そもそも話しベタなど、理由は様々です。

ありがたいことにプレゼンは、慣れればうまくなります。ツボを押
さえて場数を踏むことです。本書では、そのツボや、具体的なやり
方が詳しく解説されています。

著者は、ブランドの専門家で、エンタテイメント性の高いプレゼン
で人気のある方です。「日本人のプレゼンレベルを上げる」ことを
自分の使命と考えているそうです。

実務書ではありますが、いわゆる教科書のように、事務的で、退屈
なものではありません。プレゼンの達人らしく、ユーモアな構成や
語り口で、読み手を飽きさせません。

もちろん、読み終われば、ノウハウもしっかり身に付くよう計算さ
れています。シナリオの組み立て方やパワーポイントの作り方、プ
レゼン必需品など、要点を押さえて簡潔に教えてくれます。

著者も強調する通り、仕事はもちろん、暮らしのすべてがプレゼン
です。講師やコンサルタント、プレゼンが仕事という人にとどまら
ず、すべてのビジネスパーソンにお勧めします。

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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2011
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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