無料版・バックナンバー
- ビジネス選書＆サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。
2013/11/29
一生お金に困らない「華僑」の思考法則
-
ビジネスは華僑に学ぼう
華僑と言うと「お金儲けが上手」というイメージかもしれない。たとえ、未開の地でもビジネスのうま味があれば、ためらうことなく出かけていく華僑は「世界一の商魂民族」なのだ。どこでもお金を稼ぐ「思考法」と超ハイスピードな「行動法則」は、難解なものではないし、聞き慣れないビジネス用語も出てこない。非常に合理的で当たり前、しかも極めてシンプルだ...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書
■一生お金に困らない「華僑」の思考法則
■大城太
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★本書の詳細、お買い求めは、
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534051271/tachiyomi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書サマリー
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ビジネスは華僑に学ぼう
【１】
華僑と言うと「お金儲けが上手」というイメージかもしれない。た
とえ、未開の地でもビジネスのうま味があれば、ためらうことなく
出かけていく華僑は「世界一の商魂民族」なのだ。
どこでもお金を稼ぐ「思考法」と超ハイスピードな「行動法則」は、
難解なものではないし、聞き慣れないビジネス用語も出てこない。
非常に合理的で当たり前、しかも極めてシンプルだ。
だから実践しやすく、応用もしやすいのだ。どんな場面でも、どん
な相手にも通用するのは、小手先のテクニックや、流行のノウハウ
などではないからだ。
時代が変わっても変わらないのが人間の本質だ。その本質に基づい
ているのが華僑の成功法則だ。だからこそ、華僑の成功法則を学ぶ
ことで、一生お金に困らなくなるのだ。
【２】
華僑である私の師匠は「10億円を作るのは簡単だ」と言う。この話
には２つの教えが含まれる。ひとつは「スピードを上げろ」だ。
日々の仕事で走り続けていれば、成功もお金もあとから追いかけて
くる。
もうひとつは「ひとりでやるな」だ。ひとりでは10年かかることも、
10人なら１年でできる。シナジー効果で、もっと短縮できる可能性
もある。華僑は、絶対ひとりでビジネスしない。
大切なのが、メンバーの「役割」だ。基本的に３つの役割の人々で
チームを組織し、プロジェクトを進める。その役割とは、考える人、
実行する人、お金を出す人だ。
自分にできないことは、人にやってもらえばいい。何でもできる人
になる必要などないのだ。私も、苦手の英語学習に取り組んだ時期
もあったが、実際には通訳がいれば何の支障もない。
向き不向きや、将来の展望も含めて自分の役割を突き詰めると、努
力の方向がどんどんシンプルになる。自分の役割を強化して、別の
役割に特化した人たちとチームを作ってスピードを上げるべきだ。
【３】
華僑はスケジュールを埋めない。"ビジネスはスピードが命"だか
ら、儲け話が出た時にその場でやるかやらないかを決定する。やる
と決まれば何人かの候補メンバーに次々電話をかけていく。
その電話に出なければ即アウト、メンバーに入るチャンスは、もう
ない。だから、24時間いつ何どきでも、電話に出られる態勢でいな
ければならない。
とはいえ、24時間対応は現実的に困難だ。そこでお勧めするのが、
ブロックの時間を作ることだ。まず、あなたのビジネスにおいて、
一番重要な人物を設定する。
そして、その人の他はすべてブロックする時間を決めるのだ。その
人を中心にスケジュールを組み、何時から何時まではその人の電話
にしか出ない、その人の仕事しかやらないと決めておく。
大事なことは、自分を引き上げてくれる人、欲しいチャンスを与え
てくれる人を最優先にすることだ。チャンスを得るために空けてお
く時間が多ければ多いほど、早く大きく成功する。
【４】
「こういう話がある。やりたい者は手を挙げろ」と言われたとする。
根拠や仕事の内容など、詳細はほとんど説明されない。それでも、
考えずに手を挙げれば、チャンスが手に入る。
手を挙げなければ、チャンスも儲けもゼロだ。たとえ儲からなくて
も、さらには赤字を出したとしても、失敗したことにはならない。
なぜなら「華僑のビジネスには失敗がない」からだ。
たとえ失敗しても「失敗の方法論」を手に入れて利用する。失敗体
験を商材に儲けられれば、失敗は大きいほどプラスなる。失敗を、
プラスに持っていく設計図を書けばいいのだ。
もちろん、一時的に失敗することはある。その時は「致命傷だけは
負うな」が合い言葉だ。そのために"まず手を挙げて"慣らしてい
く。そして、死なない程度の失敗をしながら危険を学ぶのだ。
これを繰り返すうち、ビジネスに対する免疫力が上がり、瞬時に危
険を回避する判断力が磨かれる。その結果、大きなチャレンジに耐
えうる丈夫な心と勇気が備わっていくのだ。
★このメルマガじゃ、物足りない？だったら・・・
https://www.bbook.jp/paymelmaga.html
★本書の詳細、お買い求めは、
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534051271/tachiyomi
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書コメント
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
華僑にお金を学びます。なぜ、彼らは世界中で財を成せるのかが、
分かります。
著者は、大物華僑のもとで、実戦的な修行を積んだ人物です。不良
債権の回収やリヤカーでの物売り等の過酷な修行を積んだそうです。
そのかいあって、日本人で唯一の弟子として「門外不出」の成功術
を直伝され、独立初年度から年商1億円を稼ぎ出したそうです。そ
んな著者が、自らが実践し、成果を出した法則を紹介します。
お金については、ユダヤの教えが知られていますが、華僑もお金に
ついては、様々な教えを伝承しています。同じアジアということで、
むしろ、日本人には華僑の教えのほうが腑に落ちるかも知れません。
とはいえ、日本人には、思いもよらない法則が紹介されています。
「スケジュールは常に空けておけ」借りをたくさん作れ」「人は目
ではなく、口を見よ」など、違和感のあるものもあります。
しかし、その由来が分かると「人間の本質」に強く根ざしているこ
とが分かってきます。これを実践できれば、儲け続けることができ
るだろうと確信させられます。
こうした、本来なら門外不出とされてきた教えを、お金、仕事、時
間、コミュニケーション、人脈などに分けて紹介します。華僑の元
で修行しなければ、絶対書けない内容だと思います。
最近は、お金持ち本が人気ですが、大半は小金持ちの、小手先の法
則です。本書は、そうした類書とは一線を画し、ひそかに脈々と受
け継がれてきた、本物の成功法則です。
お金についてはもちろん、ビジネス全般の法則が詰まっています。
そういう意味で、お金持ちになりたい人や、華僑とお付き合いのあ
る人だけでなく、すべてのパーソンにお勧めです。
★本書の詳細、お買い求めは、
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534051271/tachiyomi
──────────────────────────────
◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber
◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com
◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html
──────────────────────────────
発行元：（株）アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2013
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
