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2014/04/18
サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法

サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法
ワークスタイルに自由を

日本社会は多様性の時代へと変わりつつある。高度経済成長の時代に謳われた一億総中流という言葉に代表される、単一志向の時代は完全に終わりを告げた。あるものの中から選ぶことしかできなかった時代から、無限の候補の中から、自由に選択できるようになった。働き方も、常識にとらわれず、自分の「好き」を優先するほうがうまくいくようになった...

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■今週の選書 ■サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていくための29の方法 ■立花岳志 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794298/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー   ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ワークスタイルに自由を 【1】 日本社会は多様性の時代へと変わりつつある。高度経済成長の時代 に謳われた一億総中流という言葉に代表される、単一志向の時代は 完全に終わりを告げた。 あるものの中から選ぶことしかできなかった時代から、無限の候補 の中から、自由に選択できるようになった。働き方も、常識にとら われず、自分の「好き」を優先するほうがうまくいくようになった。 人は一人ひとり、個性が違い、得意な働き方も異なる。どの働き方 が良くて、どの働き方がダメ、ということはない。今は「あなたは どんな働き方を選ぶか?」ということが問われているのだ。 自分はフリーに向いているタイプか、それとも組織で力を発揮する タイプか。独立するなら、自分は何をして食べていきたいのか。し っかり見極めるべきだ。 【2】 「自由に生きる」ことは「フリーランスで働く」ことと同義ではな い。「自律的に生きる」ということだ。そして、自律的に生き続け ることができる人は、誰しも自分の「軸」をしっかり持っている。 自分軸とは何か。それは「認識と行動が一致すること」だ。しかし、 人間というのは、意識と実際の行動にギャップがある存在だ。 たとえば「常に自分で考えて行動したい」と思っている人が、実際 には上司や同僚の言うことばかり聞いて働いているとする。これは 認識と行動が乖離した、自分軸ができていない状態だ。 人間は、どんなに強く思っても「行動」しないかぎり何も変わらな い。自分軸を作るというのは、目指す自分、つまり自分の意識に向 かってひたむきに行動していくことなのだ。 自分軸は、人により異なる。他人にどう思われるか、何と言われる かを気にするのでなく、自分の思いを認識し、その思いに一致した 行動をとり続ける。それが「自由な生き方」の第一歩となるのだ。 【3】 嫌々働いた一日と、前向きに精一杯働いた一日とでは、自分の中の 充足感、達成感はまったく違う。前向きに精一杯働いたほうが、気 持ち良く一日を終えられる。 もちろん、日々の仕事では、嫌なこと、やりたくないこともたくさ んある。だが、そのような感情に振り回されて疲弊してしまうのは、 自分が「何のために」仕事をしているかを明確にしていないからだ。 「好き」「嫌い」ではなく、もう一段高い抽象度で「自分は社会か らどんな役割を与えられて仕事をしているのか」「何をするために、 生かされているのか」考えてみることだ。 自分のなすべきことが明確になると「軸」がブレなくなる。生きる 道がハッキリと見えるようになるから、日々の生活で自分がすべき ことも明確になる。 すると、日々の感情の波に振り回されたり、飲み込まれたりして疲 弊することが少なくなっていく。 こうして、自分のやりたいことがある程度実現してくると、より社 会的な存在へと変化していくことができる。それが次のステップ、 「ミッション」すなわち「使命」または「天命」へと繋がっていく。 【4】 人生を左右するほどの決断をする時は、一発勝負をすべきではない。 大きな決断をして成功する人は、決断前に、あらゆる努力を積み重 ね、決断が「勝負」にならないように下準備をしているものだ。 十分な準備ができていれば「勝負」などする必要がない。正しい決 断、判断だけでいいはずだ。「勝負する」という精神状態にあると いうことは、まだ準備不足なのだ。 人は、2つの人生を同時に歩めない。だからこそ、自分がやりたい こと、行きたい道を選択するべきなのだ。選択できるように、しっ かり準備すべきなのだ。 どちらの道に行くかを考えるときに大切になってくるのが、自分軸 であり、自分のミッションなのだ。 ★このメルマガじゃ、物足りない?だったら・・・ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794298/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 組織に属さず、好きなことをしながら暮らしていく方法を教えてく れます。好きなことを極め、やりたいことだけしながら生きていく 人生を始めるコツが書いてあります。 著者は、アップル製品や書評、ランニングや旅などの情報をブログ で発信している方です。そのブログも月間160万ページビューを誇 り、いわゆるノマドライフを満喫されています。 そんな著者も、37歳までは自由に生きたいと思いながら、できない 理由ばかり探していたそうです。そんな著者を、自由にしてくれた 考え方や方法を、赤裸々に語ってくれます。 本書では、好きなことを仕事にするための考え方、ワークスタイル、 方法などを順番に解説しています。書評を書かれているだけあって、 著者の実体験に加え、他の成功者のノウハウも引用されています。 もちろん、単なる体験談ではありません。誰もが使えるノウハウに まで落とし込まれています。中でも、会社にいる間に準備すべきこ とが多く書かれていて、会社勤めの方の参考になるはずです。 一世を風靡したノマド・ワークですが、書籍の多くが単なる「フリ ーランスのススメ」でした。あげくに自由に憧れる若者を食い物に するノマド商法まで現れる始末で、言葉自体は下火になりました。 しかし、場所にとらわれず、自由に働く人は、今も増えていますし、 魅力的な働き方であることには変わりはありません。本書は、それ を実践する著者の本として、参考になると思います。 「もっと自由に働きたい」「場所にとらわれず、自分の好きなこと しながら働きたい」を「いつかは独立したい」と考える方に、一読 してもらいたい一冊です。 ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479794298/tachiyomi ────────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2013 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

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