2014/04/25
お金が貯まるのは、どっち!?
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銀行選びで、お金の増え方が変わる
あなたは、給料振り込み口座、いわゆる「きゅうふり口座」をメインバンクにしてないだろうか?理由は「なんとなく」ではないだろうか?それではお金を増やせない。実は、選ぶ銀行によって、お金の増え方が大きく違う。選ぶ銀行で、お金持ちになることもあれば、いつまでたってもたまらないこともあるのだ...
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■今週の選書
■お金が貯まるのは、どっち!?
■菅井敏之
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■■選書サマリー
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銀行選びで、お金の増え方が変わる
【1】
あなたは、給料振り込み口座、いわゆる「きゅうふり口座」をメイ
ンバンクにしてないだろうか?理由は「なんとなく」ではないだろ
うか?それではお金を増やせない。
実は、選ぶ銀行によって、お金の増え方が大きく違う。選ぶ銀行で、
お金持ちになることもあれば、いつまでたってもたまらないことも
あるのだ。
貯まらない人になれば、いくら頑張って働いても生活はよくならな
い。たとえ収入を増やせても、生活が破たんしてしまうことがある。
メガバンクの行員時代に、そういう人をたくさん目にしてきた。
銀行は、お金をおろすだけの場所ではない。むしろ、借りる場所だ。
会社の経営者でなくても、住宅ローンや自動車ローン、学資ローン
など、銀行からお金を借りるのだ。
成功者たちの共通点はただひとつ。銀行からお金を借りて、それを
上手に活用したことだ。これさえできれば、今の年収が低くても、
いずれお金を増やすことはできるのだ。
【2】
メガバンクと信用金庫、給料を振り込むために口座を開くなら、ど
ちらにするべきか?答えは信用金庫だ。メガバンクは、大企業の人
や、公務員のように安定している人しか相手にしないからだ。
たとえ大企業に勤めている人でも、辞めて独立したとたん、厳しく
なる。一方、信用金庫は、地域の商店や中小企業に勤める会社員な
どを主なお客さんにしているので大丈夫だ。
たとえば、500万円の預金があったとしても、メガバンクではまっ
たく相手にされないが、信用金庫なら「上客」として扱ってくれる。
1000万円なら、担当者がついてくれる場合もある。
あなたのライフプランに合わせて、色々な相談ができる。関係性を
うまく作れば、お金を貸してくれる可能性も高いのだ。このように
銀行の選択で、あなたの未来は劇的に変わるのだ。
【3】
「天引きで貯金する人」と「余ったお金を貯金する人」、貯まる人
はどちらか?答えは「天引きで貯金する人」だ。お金が貯まる人の
絶対条件は「計画性があるかどうか」だからだ。
無理なく貯金するには、手取り収入の15~20%くらいが妥当だ。重
要なのは、額でなく、割合で決めることだ。手取りの収入が変われ
ば、それに応じて貯金の額も変更するべきだ。
そして、将来、自分がお金を借りる予定の銀行で「天引き積立口座」
を作ることだ。なぜなら、そのほうが、将来お金を借りやすいから
だ。
同じ口座に500万円が入っているのでも、毎月コツコツ10年かけて
貯めた500万円と、昨日一括で振り込まれた500万円とでは、銀行
の評価はまるで違う。コツコツ貯めた実績は、大変な信用なのだ。
【4】
定期保険と終身保険とでは、どっちに入るべきか?答えは終身保険
だ。定期保険は、死亡した時、たとえば1000万円もらえる。いわゆ
る掛け捨てなので、契約終了時にお金は戻ってこない。
また、多くは定期的に見直しをされる。若いうちは安くても、歳を
重ねるごとに高くなる仕組みになっている。
一方、終身保険は、掛け捨てではない。将来のために積み立ててお
く保険だ。いつ死亡しても保険金は支払われるし、解約しても積み
立て分が返金され、死亡すれば満額おりる。
しかも、保険の解約返戻金を担保に貸付を受けられるものが多い。
その場合、返戻金の9割までお金を借りることができる。
死亡時に、家族に1000万円必要なら、終身保険で十分だ。マンショ
ンを買って「団信」に入っておけば、あなたが死亡しても残債務は
支払わなくて済む。
もし、1000万円以上必要なら「終身保険」だけでは難しい。その場
合は足りない分を「定期保険」でカバーすればいい。こうすれば、
最低限の掛け捨ての保険で、安心が担保できるのだ。
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■■選書コメント
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本書は、お金の貯め方、活かし方の本です。普通のビジネスパーソ
ンが、給与をどう扱うかで、将来の資産、ひいては人生そのものが
大きく変わってきます。賢いやり方を教えます。
一般的なビジネスパーソンの生涯賃金は、手取りで2億円程度と言
われています。資産が築けるかどうかは、それを現役時代の40数年
間でどう扱うかで決まります。そのやり方を解説します。
著者は、元銀行員で、メインバンクに25年勤めた後、48歳で銀行
員生活を卒業し、今では年7000万円の不動産収入を得て、生活して
いるそうです。そんな著者が体験談を元に教えてくれます。
本書は、構成が工夫されています。「普通預金?それとも定期預金?」
「メガバンク?それとも信用金庫?」という具合に、各項二択にな
っていて、読者に選ばせた上で正誤を教え、その上で解説します。
人生には、選択がつきものです。お金持ちは、その時「お金が増え
る選択」をしているのです。彼らと同じ選択ができなれば、同じよ
うにお金持ちになれます。それを紙面でシュミレーションできます。
中には、意外な回答もありますが、これこそが、分かれ道になって
いる可能性があります。解説を読めば、納得できますので、ぜひ、
そういうところこそ読む込むべきです。
「将来が不安」と言う人が多いですが、原因の多くは「お金がない」
ことです。その不安も「お金を貯め」さらに「お金を借りやすくし
ておく」ことで払しょくできます。
とうわけで「手堅くお金持ちになりたい」人、「それなりに稼いで
いるが、貯まらない」という人、「社会人を始めたばかりで、給与
の扱い方がよく分からない」という人に、おススメします。
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2013
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