2014/05/30
45歳から5億円を稼ぐ勉強法
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45歳から70まで現役で働き、累計5億円を稼ぐ
45歳は、人生と会社人生の折り返し点だ。自分が最初に入った会社で、どこが自分のキャリアの終着点になるのが見えてくるのが、この45歳なのだ。「45歳前後に部長になれるかどうか」が、一つの判断基準だ。もしなれたら、会社は65歳までちゃんと処遇してくれるはずだ。年収も上がっていき、そのうち2000万円に到達するはずだ...
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■今週の選書
■45歳から5億円を稼ぐ勉強法
■植田統
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■■選書サマリー
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45歳から70まで現役で働き、累計5億円を稼ぐ
【1】
45歳は、人生と会社人生の折り返し点だ。自分が最初に入った会社
で、どこが自分のキャリアの終着点になるのが見えてくるのが、こ
の45歳なのだ。
「45歳前後に部長になれるかどうか」が、一つの判断基準だ。もし
なれたら、会社は65歳までちゃんと処遇してくれるはずだ。年収も
上がっていき、そのうち2000万円に到達するはずだ。
仮に45歳で勝負に負けると、年収がドンと下がる。55歳を超えた
ところで役職定年になる会社も多く、年収がいきなり3~4割下が
る。45歳が、会社人生のターニングポイントなのだ。
だから、もう一度、自分のキャリアを作り直す気概で仕事をするべ
きだ。これ抜きで、豊かな老後は開けない。だからこそ、45歳から
の人生戦略を立てることが重要なのだ。
【2】
45歳から70歳まで現役を続け、年2000万円ずつ稼ぎ、累計で5億
円を稼ぐには、資格を取る道もある。だが、対象を間違えると「食
えない資格」を取ることになる。選定は慎重に行うべきだ。
また資格は、いかに短期間で資格を取得するかが課題だ。そして、
実際に資格を取ったら、それを「どう活かすか」「どうやって仕事
に結び付けるのかを考えるべきだ。
資格など取らず、自分の経験、スキルを使って一気に仕事を始める
方法もある。この場合、自分の経験やスキルを「いかに相手にアピ
ールできるか」がポイントだ。
これらを実現するのが「45歳から5億円を稼ぐ勉強法」だ。「18
歳までの勉強法」は「いい大学に入るための勉強」だが、45歳から
は「70歳まで現役を続け、5億円稼ぐ」という結果がすべてだ。
だから、徹底した功利主義が求められる。仕事をやるのに最低限必
要な知識を身に付けたら、それを実践で使っていく。場合によって
は、知識がなくても仕事を取ってきて、走りながら学ぶのだ。
【3】
大切なのは「何を勉強するか」だ。対象を間違えると成果に直結し
ない。そこで、3つのパターン別に「何を勉強するか」を考えるべ
きだ。
まず「取締役就任モデル」だ。大手の会社に勤めていて、そこで取
締役、執行役員へとたどり着ければ、45歳からでも5億円を稼ぐこ
とはできる。問題は「どうやってこの世界に到達するか」だ。
意識すべきは、大物感だ。上司を見習い、どっしり構える術を身に
付けるべきだ。どんな問題にも対応でき、部下を立て、組織を使い、
他部署と協調する。これができれば、社長には「成長した」と映る。
そのためには、いざという時、何にでも対応できるよう、ビジネス
情報を広く仕入れておくことだ。また、経営者らしい意見が言える
ように、戦略的思考法を身に付けることも大切だ。
さらに、グローバル化の世の中にも対応できるよう、英語を勉強し
ておくことも必要だ。何より、新しいことに前向きに取り組む姿勢
を持つことが大切だ。
【4】
次に「資格取得モデル」だ。もちろん、資格は取っただけではだめ
だ。資格が生み出す信頼感をもとに、自分の差別化の軸を付け加え
ることだ。資格に「プラス・アルファ」が必要なのだ。
まず「専門分野の確立」だ。弁護士なら弁護士としての専門分野だ。
次に、「営業のやり方」と「人脈構築の仕方」の習得だ。さらに信
頼感を築くために「相手を引きつける何か」を持つことだ。
最後に「起業モデル」だ。これが一番難しい。できれば、自分のキ
ャリアを最大限活かせる方法を取るべきだ。また、信頼感のなさ、
クライアントを獲得難、事業モデルの不安定さの克服が課題だ。
これらを克服するには、差別化の軸を磨き、情報収集力を高め、戦
略構築と実行力、営業力と人脈構築力、打たれ強い精神力を身に付
ける勉強が必要だ。
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■■選書コメント
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大人のための勉強法です。70歳まで現役で働き、年収2000万円を
稼ぎ続けるために、ビジネスパーソンが「今、何をすべきか」を考
えるヒントになることが書いてあります。
景気はよくなりつつありますが、将来に対する不安は解消しません。
今の会社で役員になれる人ならいいですが、そうでない人は、定年
までいられかどうかも怪しいですし、年金もあてになりません。
著者は、48歳から勉強を始めて、50歳で司法試験を突破、弁護士と
して独立、2年目に年収が3000万円を突破したそうです。そんな著
者が、生涯現役でいるための勉強法や時間術などを教えます。
大人が、勉強を始めるというと、安易に決めてしまいがちです。「今
の仕事に活かせそう」などと、資格に手を出すなど、学ぶ対象を安
易に選定してしまいがちです。
45歳にもなれば、それなりにキャリアも踏んできていますし、勉強
もしてきています。自分なりの経験則も持っていますから、つい感
覚で判断してしまいがちなのです。
しかし、長く生きてきたからこそ、慎重になるべきです。若いころ
に比べれば、気力も体力も記憶力も落ちてきていますし、何より、
キャリアの残り時間が少なくなっています。
食えない資格を取ったり、非現実的な夢を追いかけて突き進んだり
する暇はありません。慎重に決断するべきです。そのために、先輩
の意見なども参考にするべきですが、本書はその一助になります。
これまで、それなりにキャリアを積んできた人で「生涯、お金の心
配なく、幸せに暮らしたい」と考える人は、そのヒントを見つける
ために、一読されることをお勧めします。
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2013
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