2014/12/12
人生は「書くだけ」で動きだす
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書けば、かなう!悩みが消える!
「人生がうまくいかない」と思っている人は「自分の気持ちや考えを表わすこと」が、あまりうまくない人だ。自分の思っていることを言葉や態度で上手に表すことができないのだ。そのいう人は、思うような人生が歩めず、つらい思いをしている。さらに、残酷な真実として、彼らは努力の割に成果や幸福感を得られない傾向が強いということだ...
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■今週の選書
■人生は「書くだけ」で動きだす
■潮凪洋介
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■■選書サマリー
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書けば、かなう!悩みが消える!
【1】
「人生がうまくいかない」と思っている人は「自分の気持ちや考え
を表わすこと」が、あまりうまくない人だ。自分の思っていること
を言葉や態度で上手に表すことができないのだ。
そのいう人は、思うような人生が歩めず、つらい思いをしている。
さらに、残酷な真実として、彼らは努力の割に成果や幸福感を得ら
れない傾向が強いということだ。
しかし「書く」という習慣が身につくと、自分の考えが頭の中でま
とまりやすくなる。だから、言いたいことが正確に相手の心に届き、
相手の心を動かせるようになる。
伝えたいことを全部伝えること、誤解なく伝えること、魅力的に伝
えることなどが、「書く」ことで可能になる。そして、それが人生
を変えていくのだ。
【2】
「書く」時に、最初やってみてほしいことは、鼻歌を歌うように、
気まぐれに「ノートやスマホのメモ機能に書き戯れる」という行為
だ。
たった数行でいいから、これを習慣化にするのだ。ここでいう「書
く」という行為は「本当の自分の心に耳を傾ける」「本当の自分の
魂の訴えを知る」という行為そのものだ。
やがて、この習慣があなたに不足している「本当の自分の生き方」
を気づかせてくれる。自分の欲望や希望を拾う「受信機」を育むこ
とができるのだ。
真っ白なノートには、あなたを遮るものはない。自分の意見を否定
する人も、バカにする人もいない。自分の世界を際限なく広げるこ
とができるのだ。
そして、自分が描いた世界に自分でワクワクし、やがてその世界観
を実際に世の中で試したい意欲が溢れ出す。書き続けることで、自
分の知らない一面がどんどん明らかになっていくのだ。
【3】
自分の願望を文字にして、毎日使うスケジュール帳のいちばんはじ
めの余白に貼り付ける。これだけで、毎朝、この文字化した目標を
眺めることになり、目標が頭の中にしっかり入る。
これに加えて、あなたは「紙に書き出した目標」を実現するために
「無意識のうち」に行動することになる。その結果、願望実現が加
速するのだ。
憧れや目標を短い断片的な言葉で表わすだけでいい。あなたが書い
たすべての「憧れの願望」「心のざわめき」は、必ず世の中の「業
務」や「趣味」などとして具体的に表現できるはずだ。
簡単なのは「転職」や特定のグループに「加入」することで叶うパ
ターンだ。世の中にすでに存在する「何か」の中で、達成感を感じ
られる舞台を探し、ノートに書き出す。
実際に、職種や遊び、趣味などの選択肢が見つかるはずだ。あとは、
その世界に飛び込めばいい。そして、実現するアイデアを書き出す。
その後、それらを一つひとつ実行し、実現に近づけていくのだ。
【4】
悩んで仕方ないときは、その悩みの原因を文字にしてみる。書いて
見ると、悩みの全貌が明らかになり、正体がはっきりするはずだ。
あとは、その悩みの解決法やアイデアを文字にしてみればいい。
書くことで「悩み」が消え、「問題」が解決していくのは、悩みの
多くが、その正体がはっきりしないことで、その苦しみを大きくし
ているからだ。
次に、その問題を細かく分解する。直視すると圧倒されそうな問題
も、分解してみると一つひとつは「小さな問題」で、クリアできて
しまうことがある。
自分が目標にする人を思い出しながら「あの人ならどう解決するだ
ろう」と解決策を書くのもいい。他人の思考回路を持ったつもりで、
考え直すと、また違ったアイデアがどんどん湧き出すはずだ。
このように、書くと言っても、まずは暇つぶしのような手先の作業
から始めればいい。それだけでも、あなたを大きな人生の高みへと
ゆっくりと連れて行ってくれるはずだ。
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■■選書コメント
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文章術の本です。といっても、プロが論文などを書く技術ではあり
ません。むしろ「書くことが苦手」と思い込んでいる人に、書くこ
との魅力を伝え、その簡単な方法を教えます。
「文章を書けば、人生が変わる」と著者は言います。小説家になる
とか、コラムニストになる必要はありません。ちょっとしたメモ書
きやメールが、運命を変えてしまうのです。
ところが、驚くことに、多くの人が「書くこと」に苦手意識を持ち、
これを避けています。そこで、誰でも自分の考えや思いを生き生き
と書ける簡単な方法を教えてくれます。
ビジネスパーソンなら、職場で様々な文章を書いていると思います。
それどころか、ブログやソーシャルメディアなど、ますます書く機
会が増え、重要性が増しています。
その分、「書く」か「書かない」かが、ビジネスだけでなく、友人
や恋人など、プラベートの人間関係までも、大きく左右するように
なっています。
本書は、文章術の本だけあって、実に読みやすく書かれています。
紹介される方法も、シンプルで、誰にでもでもでき、それでも効果
が絶大な方法ばかりです。
たとえば、著者独自の「トークライティング法」や「ブロック法」
は、従来の常識を覆す方法です。これまで、書くことに挫折した人
にこそ、お勧めしたい方法です。
文章の重要性を感じながら「書くのが苦手」「何を書いていいかわ
からない」という方は必読です。それ以前に「やりたい事がみつか
らない」という方も、ぜひ読んでみてください。
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