2015/03/13
30代ビジネスマンの「太らない」「疲れない」21の習慣
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30代のから始める新・健康習慣
「健康でいることは仕事の一部」だ。ビジネスパフォーマンスを高めるための基礎となるのが健康だからだ。だから、仕事に対するプロ意識の高い世界のエリートたちは、健康意識が高く、仕事のパフォーマンスを上げるための習慣を日々の生活に組み込んでいるのだ...
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■今週の選書
■30代ビジネスマンの「太らない」「疲れない」21の習慣
■水野雅浩
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★本書の詳細、お買い求めは、
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30代のから始める新・健康習慣
【1】
「健康でいることは仕事の一部」だ。ビジネスパフォーマンスを高
めるための基礎となるのが健康だからだ。
だから、仕事に対するプロ意識の高い世界のエリートたちは、健康
意識が高く、仕事のパフォーマンスを上げるための習慣を日々の生
活に組み込んでいるのだ。
最短で最大のパフォーマンスを引き出すなら「食事」「睡眠」「運
動」のすべてを全体的底上げしていく必要がある。掛け算と同じで、
どれか1つだけ突出させても、他がゼロやマイナスなら無意味だ。
そこで「食事」「睡眠」「運動」の3分野を体系化し、それぞれ、
7つずつの習慣にまとめた「健康マネジメント」を紹介したい。太
らない、疲れない体を作り、トップコンディションが保てるはずだ。
【2】
まずは「食事」だ。太らないようにするには「野菜→肉・魚→白米」
の順番に食べることだ。成分で言い換えると「食物繊維→脂質・タ
ンパク質→炭水化物」になる。
胃が空っぽの状態で炭水化物をとると、血糖値が急激に上がる。す
ると、それを正常に戻そうとするホルモン「インスリン」が分泌さ
れる。
このインスリンは、別名「肥満ホルモン」と呼ばれる。余った糖質
を「脂肪」に変える働きを持つのだ。この肥満ホルモンの分泌を穏
やかにするには、まず野菜、その次に肉・魚を食べていくことだ。
白米は、炭水化物ではなく糖質と考え、夕食では茶碗半分にする。
夜は代謝が落ち、エネルギー消費量は減る一方だが、吸収効率は昼
間に比べて高まる。必要以上の糖質は、内臓脂肪に早変わりだ。
また、カロリーだけが高く、栄養素が空っぽのエンプティ・カロリ
ーにも手を出すべきではない。必要な栄養がとれていないと、代謝
や排出の効率が下がり、内臓脂肪がたまり、ビア樽体型になる。
他に、トランス脂肪酸を使う食べ物は避ける。マーガリン、コーヒ
ーフレッシュ、ケーキなどだ。逆にお昼は、定食屋で「鮭」や、納
豆を積極的にとる。血管をケアし、疲れを除去してくれるからだ。
【3】
食事の時は、最低30回はしっかり噛むことだ。メリットは3つある。
まず、咀嚼すると唾液と食べ物が混合され、消化力が高まる。結果、
胃腸への負担が軽減され、良質の栄養素を体に送り込んでいける。
次に、咀嚼の動作に脳細胞の活性化を促進する効果があることだ。
日本医師会報告書では、咀嚼機能の低下が認知機能の低下を招くと
報告されている。
3つ目は、噛むこと自体に「歯を守る効果」があることだ。よく噛
むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにする。この唾液の働き
が虫歯や歯周病菌を防いでくれるのだ。
【4】
お酒の席では「飲む前」「飲んでいる最中」「飲んだあと」のちょ
っとした習慣が大切だ。まず「飲む前」だ。1日の消費カロリーを
摂取カロリーが上回ると太るから、朝・昼は軽めにする。
また、雰囲気が盛り上がると飲食の量が加速する。だから、飲む前
に「いつもの70パーセントの量のお酒と食事で、むしろ会話を楽し
もう」と決めることだ。
次に「飲んでいる最中」。まずはサラダを食べることだ。ドレッシ
ングは、胃腸をコーティングし、脂っこい料理や、炭水化物の防護
壁になる。他に枝豆やキムチ、冷ややっこ、ヒジキなども効果的だ。
また、肝臓のアルコール分解をサポートしてくれるのが、豆腐、枝
豆などの大豆食品、野菜、ナッツ、鶏肉、チーズなどの「おつまみ」
だ。一緒に水を1:1の割合で飲めば、体への負担は和らぐ。
「飲み会のあと」は、シメのラーメンを止める。夜に働くビーマル
ワンという脂肪を溜めるタンパク質の餌になる。これが、内臓脂肪
に変わる。また、胃もたれして気持ち悪い朝を迎えることにもなる。
翌朝のケアも重要だ。アルコールの利尿作用で、朝は脱水気味だ。
トマトジュースは、荒れた胃腸を整え、肝臓をケアしてくれる成分
が多く含まれている。水分を補う上でも、効率がいい。
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■■選書コメント
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30代のビジネスパーソンに向けて、健康マネジメントの大切さと、
具体的なやり方を説く本です。もともと電子書籍でしたが、異例の
ヒットを記録したため、加筆増補して単行本化したそうです。
健康マネジメントは、今や「仕事」の一部です。調子が悪ければ、
パフォーマンスを最大限に発揮できません。しかし、異変を感じて
からでは手遅れです。平素からのマネジメントが不可欠です。
それでも、若いうちは、無理も効きますし、何かと忙しいので、健
康は後回しになりがちです。しかし、若いころの蓄積こそが、将来
大きな差になります。ぜひ、若いうちに始めて欲しいと思います。
本書は、忙しいビジネスパーソンでもできる、時間のかからないや
り方を中心に紹介しています。たとえば、食事の順番や、寝るタイ
ミング、数分のスクワットなどです。実行しやすいはずです。
健康関連の本は色々出ていますが、手間や時間、お金のかかかる方
法ばかり紹介する本もあります。ビジネスパーソンだけを対象にし
ていないからかも知れません。
また、運動だけ、食事だけ、睡眠だけのように、偏っている本も少
なくありません。その点、本書は、食事、睡眠、運動の3分野につ
いてバランスよく解説しています。色々読むなら、まずは本書です。
本書の内容にしたがって、しっかり自分をマネジメントすれば、い
つまでも現役として活躍できます。結果的に自分の「資産価値」が
上がり、年収もアップするはずです。
30代が対象ですが、読むのは早いほどいいと思います。40代以降の
人も、まだやっていないなら、すぐ始めるべきです。私もいくつか
始めてみました。そういう意味で、すべてのビジネスパーソンにお
勧めです。
★本書の詳細、お買い求めは、
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