2015/07/17
一流と言われる3％のビジネスマンがやっている誰でもできる50のこと
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一流のビジネスマンの習慣・考え方
周囲から尊敬され、目標とされるわずか３％の人、それが一流のビジネスパーソンだ。彼らには、習慣や考え方に共通点がある。それを学び、意識して実行すれば、活躍できる人になれる。メラビアンの法則では「初対面の場合、見た目や話し方や声などの外見からの印象が93％、話の中身はたった7％しか評価されない」という。これが「人は見た目が９割」といわれる所以だ...
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■今週の選書
■一流と言われる3％のビジネスマンがやっている誰でもできる50のこと
■海老一宏
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■■選書サマリー
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一流のビジネスマンの習慣・考え方
【１】
周囲から尊敬され、目標とされるわずか３％の人、それが一流のビ
ジネスパーソンだ。彼らには、習慣や考え方に共通点がある。それ
を学び、意識して実行すれば、活躍できる人になれる。
メラビアンの法則では「初対面の場合、見た目や話し方や声などの
外見からの印象が93％、話の中身はたった7％しか評価されない」
という。これが「人は見た目が９割」といわれる所以だ。
外見は出会いのはじまりだ。シビアなビジネスの世界で、敗者復活
戦はない。最初の印象が悪ければ、その先はない。それを知ってい
るからこそ、一流の人は身なりを整えて会話も磨いているのだ。
寝癖がついているような人は消える人だ。朝、鏡を一度見るだけの
人では、やがて停滞する。人に会う前ごとに、必ず鏡を見て外見を
チェックする、それが活躍できる人だ。
【２】
「外見だけで中身が伴っていない」と、おしゃれに気をつかわない
人は多い。しかし「あえて少し背伸びをする」ことを、自分を伸ば
すモチベーションとするべきだ。
まずは、お金をかけずにできる色づかいやデザイン、コーディネー
トをファッション誌で研究して試してみることだ。意外に楽しいも
のだ。何事にも前向きな気持ちになり、仕事にもいい影響を与える。
また、人の上に立つ人は、おしゃれで、部下に「紳士であり、淑女
としての模範を示す」べきだ。そして「自分もあの上司のようにカ
ッコよくなりたい」と思わせるべきだ。
これができれば、マネージメントもうまくいく。理屈を並べて教育
したり、叱ったりするより、はるかに効果的だ。
おしゃれという言葉に関心がない人は消える人だ。おしゃれが恥ず
かしくてできないという人は、やがて停滞する。活躍する人は、多
少の無理はしてでも、おしゃれをする人なのだ。
【３】
ビジネスで成功している人は、人間関係を大事にする。だから、誰
に対しても、素晴らしい対応ができる。コミュニケーションが苦手
な人は、次の点を重視して改善すべきだ。
まず、否定的なことをダイレクトに言わないことだ。たとえば「嫌
い」は「好きではない」、「まずい」は「美味しくない」などと言
い換えるのだ。
また、自分が言われて嫌なことは言うべきではない。良い言葉遣い、
表現を心がけるべきだ。「どの言葉なら柔らかい表現になるか」「ど
う話せばいい印象を与えるか」など、いつも気をつけることだ。
コミュニケーションがうまくいかないのは、他人や環境のせいでは
ない。自分の考え方に問題があるのだ。日々の会話の単語の使い方
や話の中身を良くするだけ、あなたのハートはよくなるものだ。
汚い言葉づかいをする人は消える人だ。感情が言葉に出てしまう人
は停滞する人だ。活躍する人になりたければ、感情を言葉づかいで
コントロールするべきだ。
【４】
人脈が多い人、友人の多い人に共通しているのは、人間観察をする
ときに、人の悪いところを気にするのでなく、いいところを見出せ
るからだ。
人は自分が短所と思っていることを評価されると、嬉しいものだ。
たとえば、遠慮なくものをいう人には「言いにくいことをハッキリ
言うのは相手を思うからですね。やさしい人ですね」という。
そこまでされれば、相手は「自分のことを理解してくれたのは、あ
なただけだ」と感激するはずだ。そしてあなたを好きになる。同時
に、あなたもその人を好きになる。だから良い人脈になる。
誰を見ても、欠点や短所を見つけて嫌ってしまう人は、消える人だ。
相手の長所と短所を探す人は、やがて停滞する。活躍する人になり
たいなら、相手の短所や欠点に、その人の良さを見出すべきだ。
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■■選書コメント
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一流のビジネスマンに共通する習慣や考え方、行動を教えます。教
えるのは、エグゼクティブに強い人材紹介会社で、たくさんのエリ
ートたちと会ってきた、トップエージェントの著者です。
著者によると、年齢や企業規模、学歴や肩書に関係なく、 外見も、
会話も素晴らしいと感じさせる方が、一定の割合でいるそうです。
経験では、全体の３％くらいだそうです。
なお、給与所得者で年収が1000万を超える人も全体の３％です。
ということで、本書では「トップ３％」を「一流」と定義して、彼
らに共通する習慣や考え方を、50項目にまとめて紹介します。
本書のような、デキるビジネスパーソンに学ぶ本が、今ちょっとし
たブームになっています。職場や取引先など、普段の仕事ではお手
本を見つけにくくなっているせいかもしれません。
そんな数多ある類書の中で、本書がユニークなのは、できる人だけ
でなく、できない人や、そこそこの人のケースも紹介している点で
す。これにより、一流の習慣が浮き彫りになります。
また、類書の多くが、一流の人を扱いながら、扱う習慣は特定の分
野に絞っています。たとえば、ファッションだったり、健康習慣だ
ったり、メンタルだったりします。
その点、本書は外見に始まり、仕事のやり方やキャリアはもちろん、
メンタル、人脈作り、マナー、プライベートなど、あらゆる分野を
網羅しています。本書一冊で、一通りカバーできます。
トップ３％の一流ビジネスパーソンになって、大活躍したいと思い
ながら、「周囲にお手本が見当たらない」と悩む、若いビジネスパ
ーソンや、これから社会にできる人にも、お勧めの一冊です。
★本書の詳細、お買い求めは、
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