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2015/10/09
ひとりビジネスの教科書
「ひとりビジネス」で、幸せに成功する
「将来に漠然とした不安を感じる」「職場の人間関係のストレスに、心を痛めている」「もっと自分らしく生きたい」そんな人にお薦めしたいのが、自分らしい自宅起業「ひとりビジネス」だ。組織にとわられず、好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと緩やかにつながって、あなた自身を活かしながら社会に貢献していくことができる...
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■今週の選書
■ひとりビジネスの教科書(佐藤伝)
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★本書の詳細、お買い求めは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054063373/tachiyomi
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■■選書サマリー
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「ひとりビジネス」で、幸せに成功する
【1】
「将来に漠然とした不安を感じる」「職場の人間関係のストレスに、
心を痛めている」「もっと自分らしく生きたい」そんな人にお薦め
したいのが、自分らしい自宅起業「ひとりビジネス」だ。
組織にとわられず、好きなときに、好きな場所で、好きな人たちと
緩やかにつながって、あなた自身を活かしながら社会に貢献してい
くことができる。
自分の興味、経験、強みを活かして、自分のメッセージを発信する。
それに対して、お客様が感謝し、お金を払ってくれる。「ひとりビ
ジネス」は、ハッピーで、ノンストレスのビジネスモデルなのだ。
「ひとりビジネス」を始める上で、はじめに悩むのが「何を売るか」
だ。実は、商品は誰でも簡単に作れる。まず、商品の種類について
考えてみる。
「制作者」という観点から考えると、商品は「自分の商品」「他人
の商品」「コラボ商品」の3つのタイプがある。さらに「形態」は
「モノ」と「サービス」の2つに分けることができる。
一方、販売については「販売場所」と「販売方法」がそれぞれ2つ
ずつある。場所は「インターネットで売る」と「リアルで売る」だ。
方法は「自分で売る」と「他人に売ってもらう」の2つだ。
これらを組み合わせるだけで、商品は、一挙に24通りにも増やせ
るのだ。「なんとか商品を作らなくては」と、自分だけで焦る必要
は、全くないのだ。
【2】
商品作りのために最初にやるべきことは、リストアップだ。自分自
身で、思いつく限りの「提供できるもの」を、すべて書き出してみ
ることだ。
次に、友人に「お金を払ってでも、私にやってほしいことは、どん
なこと」と聞いてみることだ。「お金は感謝状」だ。みんなから「あ
りがとう」と言ってもらえることなら、お金に換えることができる。
「ひとりビジネス」では、単に「自分の好きなこと」をしてもうま
くいかない。趣味とビジネスは違うからだ。「好きなこと」と「役
に立てること」が重なる部分が大きいほどうまくいくのだ。
【3】
「ひとりビジネス」では、あなた自身が「歩く広告塔」だ。だから、
あなたという「たったひとり」を、しっかりブランディングするこ
とが重要だ。「自分ブランド」を構築するのだ。
大事なことは「○○と言えば、あなた!」とイメージされることだ。
そのステップとして必要なのが「ビジネス・ネーム」「肩書き」「ビ
ジネス・キャッチコピー」「屋号」を持つことだ。
「ビジネス・ネーム」とは、仕事で使う名前だ。ビジネス用の名前
を持つことで、自分の気持ちも、相手からの印象も変わる。これま
でとは、違った展開があるはずだ。
「肩書き」は、あなたの「ひとりビジネス」を一言で言い表すもの
だ。自分で勝手に名乗っていい。決めたら、遠慮せずに名刺やプロ
フィールなど、あらゆる所に露出することだ。
次に「ビジネス・キャッチコピー」だ。わかりやすくて、覚えやす
いものがいい。相手の印象にも残りやすいし、ミッションやビジョ
ンをわかりやすく伝えるのに役立つ。
「屋号」は「ひとりビジネス」の仕事内容と関連性を持たせるもの
にするべきだ。仕事に対する「想い」や「意味」「ミッション」を
屋号にこめることだ。
これら4つを決めたら、写真を撮る。「プロフィール写真」は、フ
ォーマルなものとカジュアルなものの2種類が必要だ。好みは人に
よって異なるし、使用する場面で使い分けるべきだからだ。
さらに、プロフィール・シートも重要だ。プロフィールに加えて、
提供する商品などを載せる自分のパンフレットだ。名刺交換をして、
自分に興味を持ってもらえた人に、渡すようにするとスムーズだ。
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★本書の詳細、お買い求めは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4054063373/tachiyomi
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■■選書コメント
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ビジネスパーソンに、自由で自分らしい自宅起業「ひとりビジネス」
を勧め、その具体的なやり方について、きめ細かく、分かり易く指
南してくれる本です。
誰もが、一度は起業に憧れます。しかし、いわゆる起業は、資金や
人的なリソース、何より画期的なアイデアが必要です。「自分には
無理」と思って、諦めてしまう人も多いはずです。
しかし、本書が勧める「ひとりビジネス」なら、自宅で始められま
すし、会社を辞める必要もありませんから、リスクは極めて少ない
です。著者は、習慣の大家、伝ちゃんこと、佐藤伝さんです。
「ひとりビジネス」は、リスクは少ないですが、自己流ではうまく
いきません。やり方をしっかり学ぶべきです。本書には、商品づく
りから集客、稼いだお金の扱い方まで網羅しています。
もちろん、単なるテクニックにとどまりません。チーム作りやコミ
ュニティづくり、そしてミッションやビジョンの描き方にまで触れ
ています。
ユニークなのは、起業を成功に繋げる「成功習慣」にも触れている
点です。感情、思考、行動の3つの領域に関する習慣の見つけ方を、
章を割いて解説します。さすが、習慣の大家です。
たしかに、ひとりビジネスでは、モチベーションや生活習慣を正し
く保つことが難しく、自己管理が肝になります。まず正しい習慣を
身に付けることは、理にかなっているのです。
「このままで終わりたくない」「何かやってみたい」という人で、
「でも、リスクは取りたくない」「まずは、小さく始めてみたい」
という人に一読をお勧めします。
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2015
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