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2016/01/15
脳のコンディションを良くする88の挑戦

脳のコンディションを良くする挑戦


人間は、サボる生き物だ。誰にも「やればできる」と思いながら、できていないことがあるはずだ。それをコントロールできる人と、できない人の差は、脳のコンディションを整えられるかどうかだ。マラソンの選手は、時間をかけて体を作っている。同じように、脳の状態を保ち続けている人は、日頃からコンディションサポートを大切にしているものなのだ...

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■今週の選書
■脳のコンディションを良くする88の挑戦
■内田伸哉
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■■選書サマリー　　
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脳のコンディションを良くする挑戦

【１】

人間は、サボる生き物だ。誰にも「やればできる」と思いながら、
できていないことがあるはずだ。それをコントロールできる人と、
できない人の差は、脳のコンディションを整えられるかどうかだ。

マラソンの選手は、時間をかけて体を作っている。同じように、脳
の状態を保ち続けている人は、日頃からコンディションサポートを
大切にしているものなのだ。

脳の状態を整えるには、常に刺激を与え続けることだ。定期的にシ
ョックを与え続けると、次第にサボり癖がなくなる。これは、何も
しないと筋力が低下し、負荷を与え続けると成長するのと同じだ。

つまり、脳のコンディションサポートとは、脳の筋トレなのだ。脳
は、刺激を与えれば活性化する。だから、日頃から刺激を与えて、
脳を活性化させておくべきなのだ。

【２】

「つくる」という作業は、頭の中の作業も、外の作業も、フルに使
う全方位型のエクササイズだ。日頃感謝している人、お返しをした
い人などを対象に、何か物を作ってみることだ。

そもそも、私たちの脳みそは、定量的に物事を考える前に、定性的
に考えている。生まれていきなり数字で物を考えないが、年齢が進
むほど、定量的に物事を考えるようになるのはそのためだ。

たとえば「この仕事は年末までに終わらせないといけない」「この
仕事は20万円儲かる」など、定量的に考える例は挙げればキリが
ない。定量的な思考が悪いわけではない。大事なのはバランスだ。

だから、脳のトレーニングをするなら、まず定量的なことは一切忘
れることだ。そして「誰かを喜ばすこと」だけを考えて「何かを一
つ作る」ことに挑戦してみることだ。

折り紙でも、グッズの組み合わせでも、花束のコーディネートでも
何でもいい。特定の相手に対する感情や想いを形にすると、センス
が磨かれるし、何より脳の定性的なレベルがグンとあがるはずだ。

【３】

ネットで小遣いを稼いでみることだ。ネットの副業は頭のエクササ
イズに最適だ。まず「慣れていないことをやる」ことになる。新し
いことに挑戦することは、頭を動かすことになる。

また、転職せずに別の仕事が体感できる。新しい仕事で脳に負荷を
与えるなら、転職すべきだ。しかし、簡単なことではない。その点、
副業なら、転職することなく別の職業につくことができる。

さらに、お金がもらえる。副業は、他の脳のエクササイズに比べて
敷居が高く、ストレスがかかる。しかし、その分、収入を得ること
ができる。これが脳のエクササイズに効果を与えるはずだ。

脳に負荷をかけたことが、お金に変わると「脳に負荷をかけるで、
対価が得られる。気持ちいい」というスパイラルに入る。これが進
めば、脳が変化を好むビジネス脳に変わっていく。

おすすめはクラウドソーシングのサイトだ。そこには、データ入力
からサイトデザインまで、幅広い仕事の依頼を受けることができる。
こうした仕事で、ネットでのビジネスの感覚をつかむのだ。

【４】

時には、ドライな人を演じて頭を回すのも良い。ビジネスでは、冷
徹な判断が利益に大きく影響する。自分が利益しか考えない人だと
したらどんな判断をするかを考えることで、決断力も鍛えられる。

ドライな人から学ぶことは少なくない。だが、実際に冷徹になるの
は難しい。だから「なったつもり」で、どんな判断を下すのかを想
像してみるのだ。

たとえば、自分がドライな人だったたら、何をするかを考え、危機
対策やトラブル回避のマニュアルを考えてみる。また、ビジネス書
や伝記から、過去の冷徹な判断をストックしておくのもいい。

これにより、新しい視点を発見したり、トラブルを避けるリスクヘ
ッジができたりするかも知れない。日本人は、冷徹になれない人が
多い。だからこそ、新しい考え方が見つかる可能性があるのだ。

★本書の詳細、お買い求めは、
→ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374486/tachiyomi

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■■選書コメント
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脳の柔軟性と活力を取り戻す本です。頭と気分を即リフレッシュす
る方法を、著名クリエイターが教えます。未知の自分と遭遇する方
法が、色々紹介されていきます。

忙しいビジネスパーソンの毎日は、つい単調になりがちです。起き
て、仕事に行って、寝る、そんな日々を過ごしていると、斬新なア
イディアを生む力や、活力が、やがて失われてしまいます。

とは言え、時間を割いて特別なレッスンをすることは現実的ではあ
りません。そこで、暮らしの中に、頭と気分をリフレッシュする、
小さな習慣を取り入れて、脳を活性化することを目指します。

本書は、読み物というより、ヒント集に近い構成です。一冊の中に、
バリエーションに富んだ88のヒントが、それぞれ読み切りで次々
に紹介されていきます

メルマガでは伝わりませんが、装丁には写真が多用され、ページも
カラフルです。見開き２ページ読み切りで、よくある名言集のよう
な佇まいです。そこにヒントが「これでもか」と紹介されます

紹介されるヒントは、どれもユニークです。「異性のパンツを履い
てみる」「落書き写経する」「1000円で豪遊してみる」「800文字
で小説を書いてみる」などです。

勇気がいるものから、誰でもすぐにできるものまで、バリエーショ
ンに富んでいます。さびついた脳をリフレッシュさせるアイディア
が詰まっています。

「頭が固くなった」「アイデアが出ない」「やる気がでない」など、
どれも脳の活力低下が原因かもしれません。そんな脳に活を入れた
いビジネスパーソンにお勧めします。

★本書の詳細、お買い求めは、
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