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2016/06/10
自分の時間 1日24時間でどう生きるか
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自分の時間だもの、正しく賢く使いたい
時間があれば金は稼げる。だが、金があっても時間は変えない。「時は金なり」というが、それどころではない。時は、金などよりも、はるかに貴重なものだ。時間は何よりも大事なものだ。それなのに朝目覚めると、誰の財布にもまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。誰もこれを取り上げることはできないし、盗むこともできない...
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■今週の選書 ■自分の時間 1日24時間でどう生きるか ■アーノルド・ベネット ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957641/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆【弊社広告】大半がリピートされる優良媒体です。 https://www.bbook.jp/contact/advertisement.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■目次 ・選書サマリー ・選書コメント ・今週の選書 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自分の時間だもの、正しく賢く使いたい 【１】 時間があれば金は稼げる。だが、金があっても時間は変えない。「時 は金なり」というが、それどころではない。時は、金などよりも、 はるかに貴重なものだ。 時間は何よりも大事なものだ。それなのに朝目覚めると、誰の財布 にもまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている。誰もこれを取 り上げることはできないし、盗むこともできない。 人は、誰でも毎日24時間で生活するしかない。その中で、健康も、 楽しみも、金も、満足も、尊敬も得なければならないのだ。人生の すべては、時間の利用の仕方で決まるのだ。 【２】 多くの人が、大して自分の仕事に情熱を燃やしていない。せいぜい 「嫌いではない」という程度だ。それなのに勤務時間だけを１日と 見なし、前後の時間はプロローグとエピローグと思っている。 これでは、充実した１日を過ごすことはできない。充実した１日を 送りたいなら、１日の中に、もうひとつ別の１日を設けることだ。 夕方６時に始まり、翌朝10時に終わる、16時間の１日だ。 この16時間を、自分の心と身体を成長させ、周囲を啓発すること に使うのだ。この心構えが大切だ。充実した人生が送れるかどうか は、この心構え次第で決まるのだ。 「この16時間に全精力を注ぎこんでしまったら、勤務時間の８時 間の能率が落ちてしまう」と思うかもしれない。だが反対だ。仕事 の能率は確実に上がる。 知的能力は、手や足のような疲れ方はしない。激しい労働にも耐え うる。睡眠はともかく、必要なことは、時々他のことも考えること だけだ。頭を休める必要などないのだ。 【３】 自分の１日をじっくり検討し、新たな時間を見つけることだ。まず、 通勤時間を生産的に生かす方法を考えるべきだ。たとえば、朝の通 勤時間だ。 誰にも邪魔されないないまとまった時間を、新聞を読むことに使っ てしまうのはもったいない。この時間は、誰もが自分の世界に閉じ こもっている。これほど何かに没頭できる時間はないのだ。 夜も、食事のために中断されないよう配慮さえすれば、少なくとも ３時間はゆとりある時間が持てるはずだ。手始めに、ひと晩おきに、 １時間半だけ、有意義なことをはじめ、続けてみることだ。 ひと晩おきに、意義のあることのために１時間半を使い続ければ、 やがて、毎晩努力を重ねていきたいと思うようになるはずだ。 まず「週３回の夜の90分間」が、１週間の全時間の中で最も重要 な時間になるようにするべきだ。とにかく、何がなんでも子の時間 だけは確保するようにしてほしい。 【４】 「１週間」は、６日と考えることだ。休日は１日と考えるのだ。必 ず自分のものになるとは限らないからだ。なぜなら、突発的な出来 事が必ず起きるからだ。 そう心得ておけば、仮にその日が利用できなくなっても「損をした」 という気分になったり「当てがはずれた」と騒いだりする必要はな くなる。 こうして「利用できるのに無駄にされている時間」を、一日の中か ら抽出すると、通勤時間の30分程度を週６日、そして週に３晩に １時間半、合計週７時間半が確保できるようになる。 この7時間半をフルに活用することで、その週全体が「活気」と「情 熱」に溢れたものになるはずだ。その結果、退屈きわまりない仕事 にさえ、関心が増すようになるはずだ。 無駄に使ってきた時間を有意義に使うことは「習慣を変える」こと だ。習慣を変えるなら、小さな一歩からだ。初めはあまり大きなこ とを公言せず、さりげなく始めることが大事だ。 ※↓「これじゃ、物足りない！」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957641/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 時間活用術の本です。賢明で充実した毎日を過ごすことの大切さを 説き、忙しいビジネスパーソンがそれを手に入れる方法を具体的に 教えてくれます。 著者アーノルド・ベネットは、イギリスを代表する作家です。原文 は100年以上も前に書かれたものですが、古さを全く感じさせませ ん。現代のビジネス書として、そのまま通用します。 理由は、本書の内容が本質をついているからです。普遍的メッセー ジは、時代や国境を超えるのです。実際、これまで世界中の知識人 たちに影響を与え、人生のバイブルとして愛読されてきました。 本書の魅力の一つは、偉大な作家が書いた本だけに、表現が秀逸だ という点です。たとえば「朝起きると、財布には真っさらな24時 間がぎっしりと詰まっているのだ」などと表現されます。 もちろん、内容は観念的でなく、実践的です。「１週間を６日と考 えよ」「小さな一歩から始めよ」「毎週90分、自己啓発に充てよ」 などのアドバイスは、誰もがすぐ実践できるものばかりです。 さらに、知的好奇心に満ちた生活を送るために読書を勧め、その効 果的方法も教えてくれます。「まず優れた詩を読め」などは、最近 の本には決して見られない斬新な着想だと思います。 ここで紹介されている内容をいくつか実践するだけで、人生は確実 に変わり始めます。「人生をよりよく生きたい」「有意義な日々を 過ごしたい」と考えるなら読んでおくべきです。 「成長したい」と思いながら、日々漠然と過ごしている人はもちろ ん「時間が足りない」「時間に追われている 」と感じている人に も、一読をお勧めします。 ※「これじゃ、物足りない！」方は、コチラ → https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837957641/tachiyomi───────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元：（株）アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
