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2016/07/15
『眠れる才能を引き出す技術』
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「強み」で仕事の成功と幸福な人生を獲得する
仕事ができないわけではないが、結果もやる気も中途半端な「そこそこの人」がいる。一方、複数の案件があろうともテキパキと仕事をこなす、自信や意欲にあふれる「できる人」がいる。「そこそこの人」が、足りない能力を補おうとして、技術や習慣をマスターしようとしても長続きしない。なぜなら、本当に合った最適な方法を選択できていないからだ...
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■今週の選書 ■『眠れる才能を引き出す技術』 ■久世浩司 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408455962/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「強み」で仕事の成功と幸福な人生を獲得する 【１】 仕事ができないわけではないが、結果もやる気も中途半端な「そこ そこの人」がいる。一方、複数の案件があろうともテキパキと仕事 をこなす、自信や意欲にあふれる「できる人」がいる。 「そこそこの人」が、足りない能力を補おうとして、技術や習慣を マスターしようとしても長続きしない。なぜなら、本当に合った最 適な方法を選択できていないからだ。 選択できていない理由こそが「できる人」と「そこそこの人」の違 いだ。すなわち、自分の「強み」を「知っている」か「知らないか」 の違いなのだ。 【２】 自分の「強み」を知らない人があまりにも多い。それは、日本の学 校や会社では、弱みや欠点を人から指摘されることはあっても、強 みや長所を教えられることは少ないからだ。 自己肯定感の低さは、自信のなさやメンタルの問題につながってい る。自信を持てないまま、３年も経たずに辞めてしまう若者の増加 や職場でのうつ病などの増加も、それが一因かもしれない。 だからこそ、自分の強みを理解することだ。強みを知ることは、自 分の個性や特徴を知るだけでなく、社会に出てから自分に合った仕 事を見つけるための基本だからだ。 そして、仕事で強みを活かすことは、自信とやる気をもって仕事を するための条件だ。強みを磨くことは、困難に負けないレジリエン スを鍛えることになる。 心理学の研究でも、強みを活用することで仕事の能力が高まり、働 く意欲がアップし、健康状態が改善し、ストレス耐性やメンタルの 問題を予防するなど結びつくことがわかっている。 強みは、活き活きと働き、仕事で成功する上での「武器」だ。そし て、自分が潜在的に持つ能力であり「才能」なのだ。 【３】 自分で強みを使う時も、その効果が実証されていることを知ってい れば、納得して活用することができる。 仕事で強みを使うメリットは証明されている。たとえば、カナダの 調査では、人材開発関係の仕事をしている女性424人に、強みの使 用に関する質問と仕事のパフォーマンスの質問がされた。 結果、強みを活用している人ほど、業務で成果をあげていることが わかった。彼女たちは、仕事をこなすだけではなく、職務環境にス マートに適応し、積極的に取組んでいる姿勢も示していた。 【４】 強みの活用は、体の健康にもつながる。ある調査では、強みの活用 に熱心な人ほど、健康的な食生活や運動習慣を持ち、日々の活動を 楽しんでいることがわかった。 特に「自己規律」の強みが、健康習慣と高い関連があった。健康的 な生活を営むには、怠惰な心に打ち勝ち、糖分や脂肪分の多い嗜好 品などの誘惑に負けない節制する力が必要だからだと考えられる。 さらに、アメリカで約500人の成人に向けて行った調査によると、 仕事で自分の強みを使っている人は、体の健康状態だけでなく、心 のウェルネスも良好であることがわかった。 自分の強みを、仕事でより頻繁に使える人ほど、ストレスを感じる ことが少なく、不安や怒り、悲しみなどの感情の上下も少ない。よ り幸せで笑うことが多く、活力を感じられるのだ。 また「強みを仕事で使う機会がある」という人は「強みを使う機会 がない人」という人と比べて「自分の生活の質は高い」と考える人 が３倍も多いのと判明したのだ。 強みを使うことで、以前より幸せを感じられるようになるのだ。こ れこそが、強みを活用することの最大の効果だ。より幸せな人生を 送るためにも、ぜひ強みの活用を検討するべきだ。 ※↓「これじゃ、物足りない！」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408455962/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 自分の「才能」を仕事に生かし、成果を上げる本です。「才能」は、 本来、誰にでも生来備わっている「強み」です。本書は、それを引 き出し、仕事に生かす方法を教えます。 「強み」は、人の良い面に注目したポジティブな特性です。だから、 使うほど、幸せと充実感をもたらします。それを引き出し、仕事に 生かす方法を、本書は解説してくれます。 自分の「強み」は、自分では気づきにくいものです。そこで、本書 では、その見つけ方も教えてくれます。きっと自分の「強み」を見 つけることができるはずです。 本書の構成としては、まず自分の「強み」を生かすことの魅力を紹 介します。才能を引き出し、それを仕事に生かすことができれば、 どれだけ良いことが起きるのかが分かります。 次いで「強み」を見つけます。ここでは無料オンライン診断ツール を活用します。これは「強み」の実証研究を行うアメリカの非営利 団体「ＶＩＡ研究所」が所有するものです。 さらに、見つけた「強み」を活用して仕事の効率を高め、成果を上 げる方法を解説します。実際に才能を生かして成果を上げてきた人 を事例として紹介しながら解説してくれます。 最後に、自分の強みの磨き方を解説します。才能も、使わなければ、 さび付きます。そこで、さび付かせない方法を教えます。さらに、 才能を仕事に生かす上での注意点も解説します。 「頑張っているのにうまくいかない」「仕事に自信が持てず、やる 気が出ない」「ストレスや疲れを感じている」など、仕事に閉塞感 を感じているビジネスパーソンに、一読をお勧めします。 ※「これじゃ、物足りない！」方は、コチラ → https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408455962/tachiyomi ───────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元：（株）アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
