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2016/10/21
誰とでも何をやってもうまくいく人の考え方・仕事のやり方
誰とでもうまくやって成果を上げるには?
どんな仕事も、必ず誰かと関わらなければならない。一人でできることには限界があるからだ。周囲とのかかわりなしに完結する仕事など、ほとんどないのだ。だが、価値観は人それぞれだ。年齢や性別が変わればなおさらだ。だから、誰にでも「どうしても、そりが合わない相手」「めんどうな相手」はいるものだ...
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■今週の選書 ■誰とでも何をやってもうまくいく人の考え方・仕事のやり方 ■松浦拓平 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844377396/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 誰とでもうまくやって成果を上げるには? 【1】 どんな仕事も、必ず誰かと関わらなければならない。一人でできる ことには限界があるからだ。周囲とのかかわりなしに完結する仕事 など、ほとんどないのだ。 だが、価値観は人それぞれだ。年齢や性別が変わればなおさらだ。 だから、誰にでも「どうしても、そりが合わない相手」「めんどう な相手」はいるものだ。 また、同じ仕事でも、人によって向き不向きがある。得意なことだ けをやっていれば評価されるということはない。仕事には、めんど うな相手や、苦手な作業がつきものなのだ。 ところが「誰とでも、何をやってもうまくいく人」がいる。そうい う人になるには、スキルや経験、習慣が必要だ。いずれも後天的な ものばかりだから、身に付けることができるはずだ。 【2】 「自分がどう思われているか」を常に意識して行動することだ。よ く、Facebookで何の脈絡も無くアウトプットしている人がいる。だ が、これはブランディングとは相反する行為だ。 ソーシャルメディアが発達し、ひとりひとりがメディアを持つこと になった。そんな時代にあって「自分ブランド」を形成する力は、 必須能力と言える。 たとえば、自分は「東京カフェ男子」というブログで情報発信をし ている。このブログを通じて、「カフェに詳しい」というイメージ がつき、いろんな人からカフェ情報を聞かれるようになった。 さらにカフェ情報が集まるようになった。テーマを絞ったことで、 情報が集まる仕組みを作れたのだ。グルメアプリのカフェ担当者に 繋いでもらうことができ、それがビジネスにつながった。 自分をどういう存在と思ってもらうのか、どういう情報が欲しいの かを意識してアウトプットするべきだ。情報は持っていても腐る。 ギブ&ギブの精神で、どんどん発信していくべきなのだ。 【3】 ブランディングで重要なことは、1つのブランドでなく、複数自分 のブランドを意識することだ。たとえば「映画に詳しい」というブ ランドだけでは、仕事の依頼は来ない。 そこに「若い世代の流行に詳しい」というブランドが組み合わされ ば価値がある。「映画に詳しい人」「若い世代に詳しい人」はいく らでもいる。だが「両方に詳しい人」は絞られる。 一般的なキャリアの人が自分ブランドを考える上で大事なことは、 何かで一位になって唯一無二の存在になるということではない。 「組み合わせ」でユニークになるという戦略だ。 自分の強みは、1つより2つあるほうがいい。「ブランド×ブラン ド」の掛け合わせを意識して、唯一無二の存在になることを目指す べきだ。そのほうが、圧倒的に自分の価値が高まるはずだ。 【4】 毎日新しい人に会うことだ。方々につながりを持っていると、各業 界のトレンドや常識・非常識が分かる。普通に過ごしているだけで は分からない生の情報が得られるのだ。 すると、あるところで得た情報が、別の場所でネタになることがあ る。また、本業での課題が、異業種ではすでに実現されていて、問 題解決のヒントになることもある。 自分で会を主催するのも出会いを増やすチャンスだ。むしろ、参加 者より主催者になるほうがいい。自分がハブになれば、連絡先や肩 書などの参加者情報は手に入るからだ。 また、主催者になれば参加者からも信頼も得やすい。会が有意義で あれば信頼も厚くなる。主催者である自分のファンになってくれ、 次も来てくれる。自分が主催側になれば、ファンが増えるのだ。 こうなると、ビジネスの仲介役を頼まれることが増え、さらに情報 や人が集まる。逆に、人を紹介される機会も増える。自分で主催し なくても新しい人と出会えるというスパイラルが起きるのだ。 ※↓「これじゃ、物足りない!」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844377396/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 仕事術の本です。職場や取引先など、ビジネスの現場で円滑な人間 関係を築き、仕事をスムーズに進め、成果を上げる方法がわかりま す。若い著者による「新しい仕事術」の本と言えそうです。 教えるのは、松竹で次世代プロデューサーとして活躍した後に独立、 自社を好業績でスタートさせた著者です。 そんな著者が、仕事で頭一つ抜け出すために必要なマインドとスキ ルを、わかり易く紹介します。仕事の成果だけでなく、人間関係、 お金、幸せなど、すべてをうまくいかせるヒントが学べます。 仕事は、本来楽しいものです。しかし、面倒な相手や苦手な作業の せいで滞り、成果につながらないことも日常茶飯事です。ところが、 そうした問題を難なくクリアして、うまくいっている人がいます。 そういう人は、才能があるか、運や環境に恵まれているのだと思い がちです。しかし、著者は「必要なのは、スキルや経験、習慣など 後天的なもの」と言います。 つまり、やり方を学び、実践して身に着ければ、誰でもできるよう になるのです。そのやり方が学べるのが本書です。具体的には、仕 事のコミュニケーションからキャリア形成、情報術などです。 さらに、ブランディング、ファンづくりまで言及しています。その 点で、たしかにこれまでにない「新しい仕事術」の羅針盤と言えそ うです。 「最近、仕事がうまくいかない」「真面目に仕事しているのに伸び 悩んでいる」「自分の将来が見えない」という、組織で働く人はも ちろん、いずれ独立を考える人にもお勧めします。 ※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ → https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844377396/tachiyomi ────────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━