無料版・バックナンバー
- ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。
2016/10/28
会社に「残れる人」と「捨てられる人」の習慣
これが会社に残れる人の「仕事ぶり」だ!
大企業は会議が多く時間も長い。会議そのものが仕事となっているケースも多い。あなたの会社の社長も「仕事はいつするのだろうか」と、実は常に感じている。社長が問題視しているのは、会議の回数や時間だけでなく、中身もだ。社長は結果を求めている。評価するのは、周囲と相談できる人でなく、アイデアを出し、方向性を示し、行動して結果を出す人だ...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書 ■会社に「残れる人」と「捨てられる人」の習慣 ■海老一宏 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756918638/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書サマリー ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ これが会社に残れる人の「仕事ぶり」だ! 【1】 大企業は会議が多く時間も長い。会議そのものが仕事となっている ケースも多い。あなたの会社の社長も「仕事はいつするのだろうか」 と、実は常に感じている。 社長が問題視しているのは、会議の回数や時間だけでなく、中身も だ。社長は結果を求めている。評価するのは、周囲と相談できる人 でなく、アイデアを出し、方向性を示し、行動して結果を出す人だ。 会議は上手でも、自分は何もせずに他部署に仕事を回すだけの人が いる。そういう人は捨てられる。組織のリーダーになったら、まず 会議の時間や回数を減らし、アイデアを出し方向性を示すことだ。 【2】 仕事ができる人に共通することは「仕事のスピードが速い」という ことだ。この原則は、ビジネスの世界では重要だ。仕事が早いこと はそれだけで価値があるのだ。 理由は4つある。まず、仕事を依頼した上司は、頼んだことを決し て忘れないからだ。次に、仕事は時間を掛けたからいい内容になる わけではないからだ。 三つ目は、時間を掛けるほど、頼んだ上司は出来栄えに期待感が高 まるからだ。四つ目は「時は金なり」で、頼んだほうも頼まれたほ うも、1秒でも時間を無駄にするべきでないからだ。 社長や上司が一番イライラするのは、頼んだ仕事が出来あがって来 ないことと、その報告がないことだ。出来ばえは、相談し、修正す ればなんとかなる。完成までは望んでいないかもしれない。 まずは、案を出すか、途中経過を報告することだ。「この前、頼ん だ仕事、いつまで掛かっているんだ」と催促されている人は、3年 後には会社に残っていない可能性が高いのだ。 【3】 1年前と比べて仕事の変化はあるだろうか? 自らが行動を起こした 結果、新しい仕事や環境になっている場合は、受け身ではなく、主 体的に仕事に取り組んだ証拠だ。 この「主体的に仕事をする」ということが、これからの時代を生き 抜く上で大事なキーワードだ。仕事も人生も「与えられたことを、 ただ無難にやる」という他力本願的な姿勢では通用しない。 これからの時代、他力本願的な仕事をする人は、出世も給与アップ も仕事のやり甲斐さえも得られない。自ら考えて主体的に行動する 人こそ、会社がこれから必要とする社員なのだ。 評価を恐れてビクビク仕事をするのではなく、会社にとって必要な 変化を、自ら創り出す癖をつけることだ。毎年新しい提案をして、 自らがそれを推進するぐらいでちょうどいいのだ。 【4】 仕事には、必ず求められる成果と納期がある。これをクリアするこ とで得られるものが、ビジネス社会での勲章だ。それを「信用」と 言う。 「命がけ」という言葉がある。仕事人生には、いつもやり慣れた仕 事ばかりでなく、必ず「ここぞ」という時がある。その時、どれだ け自分を奮い立たせて仕事に臨めるかで、出来栄えが違ってくる。 「結果を出す人」と「出せない人」の差は、仕事に対する覚悟の差 なのだ。最初から「無理だ」と思っていたり、できない理由を考え たりしているようでは、決して結果は出ない。 「期待された成果も納期も絶対守る」というコミットメントを持つ ことだ。これこそが、仕事の出発点なのだ。社長や上司も、その心 意気を感じるのだ。 もちろん、単に新しい仕事にチャレンジするだけではだめだ。誰も が「無理だ」「そこまでやるのか」と言うことをやり遂げることだ。 できること、能力の範囲内でしか仕事をしない社員は伸びないのだ。 「結果が出るかどうかわからない」ことにチャレンジすることは無 謀かもしれない。だが、ある時は無謀なくらいのチャレンジをする ことが伸びる仕事人には不可欠なのだ。 ※↓「これじゃ、物足りない!」そんな方は、コチラ↓ https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756918638/tachiyomi ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■ ■■選書コメント ■■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●今週の選書について 仕事術の本です。会社の期待に応え、成果をあげながら、自らも成 長する人材を目指します。それができれば、今の会社で出世するこ とができ、他社からも声のかかるようになります。 反対に「会社の足を引っ張る社員」と思われてしまうと、出世は遅 れ、処遇も改善しません。それどころか、どこかで「戦力外通告」 をされ、会社から放り出されてしまうかもしれません。 そうならないために、社員は「何を考え、何をすればいいのか」「ど んな風に仕事や会社と関わればいいのか」、そのあたりを、人材の プロが教えてくれます。 意外なことに「仕事ができる」と「使えない」人の差は、ほんのわ ずかということです。違いは、ちょっとした気遣いと努力、行動で 決まると著者は言います。 そのカギを握るのが、日々の習慣です。これを見直すだけで「会社 に必要な人材」に変わることができます。それを、わかりやすく教 えるのが本書です。 構成は「会社で必要とされる人」と「そうでない人」を対比して、 何をすべきか、どう考えるべきかを、50の項目としてアドバイスし てくれます。 人は、意識を変えるだけで変わることができます。今は「足手まと い」でも、本人の意識さえ変われば、すぐに会社に不可欠な人材に なることができます。 「今一つ、会社から評価されていない」と感じる方「もっと、会社 から評価されたい」と思う方はもちろん、自社の人材に不満を感じ ている経営者や幹部社員にも、一読をお勧めします。 ※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ → https://www.bbook.jp/paymelmaga.html ★本書の詳細、お買い求めは、 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756918638/tachiyomi ────────────────────────────── ◎バックナンバー→ https://www.bbook.jp/backnumber ◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com ◎登録、変更、解除→ https://www.bbook.jp/mag.html ────────────────────────────── 発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2016 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━