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2017/08/11
ぶっちぎりで突き抜けた結果を出す人になる仕事の心得
これが最強の仕事術だ!
「収入を増やしたい」「今よりいいポジションを獲得したい」など、野望があるなら、自分より上のポジションにいる人間に自分を覚えてもらうことが大事だ。そういう人と偶然、エレベーターで乗り合わせたら、しっかり目を見て挨拶をすることだ。多くの人は自分より遥かに上のポジションに立つ人に会うと、緊張で目を伏せ、黙って息を潜めてしまう...
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■今週の選書
■ぶっちぎりで突き抜けた結果を出す人になる仕事の心得
■松田理宏
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■■選書サマリー
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これが最強の仕事術だ!
【1】
「収入を増やしたい」「今よりいいポジションを獲得したい」など、
野望があるなら、自分より上のポジションにいる人間に自分を覚え
てもらうことが大事だ。
そういう人と偶然、エレベーターで乗り合わせたら、しっかり目を
見て挨拶をすることだ。多くの人は自分より遥かに上のポジション
に立つ人に会うと、緊張で目を伏せ、黙って息を潜めてしまう。
プレゼンの場で自分を印象づけようと思ったら、その場にいる全員
を唸らせるような素晴らしい提案をしなければならない。だが、エ
レベーターの中なら、たかが挨拶だ。こんな簡単な話はない。
人事を決める際は、複数の候補者の中から選抜されることが普通だ。
ここではトップに「ああ、アイツか」と思い出してもらえる人間が
有利だ。
社長ごときにビビって、目立たないよう振る舞うようでは、次のス
テージに行くためのチケットを、自分で破り捨てているようなもの
なのだ。
【2】
自分が主人公になることだ。自分の人生においては、自分が主人公
だと徹底的に心に刻むのだ。ただし、成功している人は、自分を主
人公たらしめるべく演出しているものだ。
自分のことを引いて見ることができるようになると、主人公になれ
る確率が飛躍的に高まる。なぜなら、そういう人は自分の個性と異
なる所で主人公になろうとしないからだ。
なお、主人公は「主役」とは限らない。誰もがリーダーを目指す必
要はないのだ。自分がリーダータイプでないなら、そこに気づくこ
とだ。チームの中で役割が見つかればいいのだ。
自分という人間を受け入れ、ダメな部分や弱点にも目を向ける。そ
の上で、自分がどう生きるべきかを掘り下げる。こうした行動の一
つ一つが、自分を主人公にふさわしい人間に作り上げていくのだ。
【3】
仕事のメールは、遅くとも2時間以内に返信することだ。特に、決
定権を持つ相手からのメールには2時間どころか即レスすべきだ。
素早く返信するのは、相手の熱を冷まさないためだ。
大抜擢や、大きなプロジェクトを任される時は、上司も熱に浮かさ
れているものだ。ワクワクしているからこそ冒険するのだ。冷静に
考え始めたら、いくらでも「やめた方がいい理由」は見つかる。
上司も人間だ。小さなことをきっかけに熱意がかきたてられること
もあれば、どうでもいいと思い始めることもある。メールの返信が
遅いと、その間に上司のやる気が失われるリスクを高めるのだ。
取引先も同じだ。相手の気が変わらないうちにクロージングするの
が、あらゆるビジネスの共通点だ。だからこそ仕事のメールは「2
時間以内の返信」重要なメールは「10分以内」を目指すのだ。
【4】
実績のない人が、異業種交流会やセミナーに顔を出しても人脈は得
られない。同じステージに立つ仲間でないからだ。本気で人脈を獲
得したいなら、肩を並べられる位置にまで自分を引き上げることだ。
自分が相手にとって「魅力的な人脈」に映らなければ、積極的にア
プローチしても「物欲しげ」しか見えない。自分にとって相手は価
値があっても、相手にとって自分が無価値なら、関わる意味はない。
自分の価値が高まり「人脈」としてみなされるようになると、異業
種交流会やセミナー、パーティなどの場所に出かけたとき、自分か
らアクションを起こさなくても、周囲から声がかかるものだ。
逆に、声がかからないうちは、こうした場に参加すること自体が、
時期尚早だ。どれほどやる気があって、有望な人でも「人脈を欲し
がり、ぶら下がってくる輩だ」と見なされればチャンスが遠ざかる。
人脈を獲得するには、自分自身の成長が必須だ。相応の時期がある
ことを知るべきなのだ。何者でもないうちは、まず「他人が寄って
くる自分」を作ることが先なのだ。
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■■選書コメント
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たや、クライアントの距離の縮め方、ライバルに勝つ方法など、チ
ャンスをつかむ上で不可欠な仕事のコツを教えてくれます。
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かばん持ちを受け入れてきたそうです。ノウハウが直に学べるとあ
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最初から通して読んでもいいですが、いずれの法則も独立していま
す。パラパラめくって、気になる所から目を通し、できそうなもの
から実践してみるのもいいかもしれません。
「ビジネスで成果をあげたい」「成功したい」と思いながら「周囲
にお手本になりそうな人がいない」という人は少なくないと思いま
す。そんな野心的なビジネスパーソンにお勧めしたい一冊です。
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