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2018/02/16
楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則
「絶対目標達成」の鉄則
楽天で目標達成し続ける人は「目標達成=努力×努力の工夫」という方程式が当てはまる。「努力」に加えて「努力の工夫」が特に優れている。独自のノウハウを実践し、確実に成果を出すのだ。目標を達成する時、「このままだとちょっと足りない」という局面があるはずだ。そんな時「ここからが勝負。必ず挽回できるはず」と自然と思い込めることが、目標を達成し続ける上でとても重要だ...
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■今週の選書
■楽天で学んだ「絶対目標達成」7つの鉄則
■小林史生
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■■選書サマリー
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「絶対目標達成」の鉄則
【1】
楽天で目標達成し続ける人は「目標達成=努力×努力の工夫」とい
う方程式が当てはまる。「努力」に加えて「努力の工夫」が特に優
れている。独自のノウハウを実践し、確実に成果を出すのだ。
目標を達成する時、「このままだとちょっと足りない」という局面
があるはずだ。そんな時「ここからが勝負。必ず挽回できるはず」
と自然と思い込めることが、目標を達成し続ける上でとても重要だ。
そうなるには、ビジネス経験の中で、1度でいいから強烈なやり切
った成功体験をすることだ。その体験が、苦しい局面で自分を奮い
立たせる。さらに大きな、多くの成功体験を生み出す原動力になる。
【2】
楽天時代に一緒に働いた仲間から教えてもらった言葉の中でも、特
に印象的なのが「新しい環境に飛び込んだ時は、最初の3か月で必
ず結果を出すことが重要」という言葉だ。理由は3つある。
まず、3か月は会社で考えると四半期分だ。目標や予算は月単位で
設定されている。3か月あれば3回の経験ができる。一か月で結果
が出なくても、3回トライできるのだ。
次に、3か月あれば、自分がその組織の新顔でも、メンバーと十分
なコミュニケーションを取ることができる。仕事上はもちろん、ラ
ンチや飲みに行くこと、週末に会うチャンスもある。
さらに、3か月あれば組織内でトラブルも起きる。そのピンチを救
う、もしくは、メンバーと一緒に解決することで、信頼を得る最高
のチャンスになるからだ。
以上から、最初の3か月間は、必死に目の前の目標やプロジェクト
に力を注ぐことだ。周りのメンバーから信頼を得て、小さくてもい
いから成果を早く出す。それが、その後の成功のために重要なのだ。
【3】
「不安」と「心配」は違う。「不安」というのは、見えない恐怖を
感じている状態だ。一方「心配」は、何にビビっているかはわかっ
ている状況だ。
つまり「不安」は、「何が不安か」を明確にすることで「心配」に
できる。そして「心配」は、「対策」を考えて実行することで、「解
決」することができる。
まずは「不安」を「心配」に換えるべく、手順やスケジュールを具
体的に落とし込み、「何をやるべきか」を書き出し、明確にする。
すると、やるべきタスクがわかり、その時点で「不安」は消え去る。
次は、タスクをそれぞれ、「どうやって時間内にやりきるか」とい
う「心配」に切り換えることができる。ここまでくれば、それぞれ
「どうやってやるか」という「対策」の話になる。
「不安」を感じる時は、「何が不安か」を考え、「心配」に換える
ことだ。そうすることで、不必要なことで悩むことが無くなる。「結
果」的に、目標に向かって最短距離でアクションが取れる。
【4】
楽天が成長し続けた理由の一つに、新しいアイデアをどんどん取り
入れる柔軟性のあるカルチャーが挙げられる。他業界・他業種でう
まくいっているやり方を導入することは「アナロジー発想」だ。
「アナロジー」とは、日本語では「類推」と訳される。だが、ここ
では、「新しいアイデアを異なる業界や仕事から引っ張ってくる」
イメージだ。
借りてくる業界が、遠ければ遠いほど、新鮮さとインパクトが大き
くなる。逆に、近いと、新鮮さがない。また、そういう場合は、す
でに誰かが導入しているケースが多い。
アイデアは、ゼロから思いつくのではない。既存サービスの掛け合
わせだ。打ち手に行きづまり、思考パターンがマンネリ化し、良い
アイデアが出ないなら、異業界からアナロジーすることだ。
そのためにも常に、内外にアンテナを張っておくことが重要だ。そ
の時、自分のビジネスを必要以上に特殊視しないことだ。それこそ
がアナロジー成功の秘訣なのだ。
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■■選書コメント
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目標を達成する方法を教える本です。目標達成に必要な努力の正し
い方法を教えてくれます。成果を上げる仕組みやマインド、そして、
方法を考えぬく習慣が身に付きます。
著者は、30代で楽天が買収した米国企業の社長に抜擢された人物で
す。これまで数々の目標をクリアしてきたそうです。そんな著者が
体得した、確実に結果を出す方法です。
あの楽天で、役員や社員と一緒に鍛え、結果を出してきたノウハウ
が満載です。もちろん、楽天以外の、あらゆる職場、仕事に応用で
きます。読めば、目標達成が習慣になるはずです。
ビジネスにおいて何よりも大切ことは、目標を設定し、それを達成
していく力です。ところが、これまでそのノウハウが語られること
はあまりありませんでした。
そのせいか、目標達成というと、気合と根性になりがちです。でも、
それだけでは達成できません。努力は、闇雲にするのでなく、正し
く、賢くすることが重要だからです。
本書は、そのノウハウを紹介します。著者は「目標達成は、努力と
工夫の掛け算」と言います。本書では、その工夫を7つのポイント
に集約し「鉄則」として、章ごとに解説しています。
具体的には「分解して考える」「早期達成サイクル」「考えるため
に行動する」「やる気を引き出すネーミング」などです。学んで実
践すれば、きっと結果が得られるはずです。
仕事がら、日々目標達成に追われる営業担当者やセールスパーソン
はもちろん、経営者や経営幹部、そして自らに目標を課すことで成
長したいビジネスパーソンにもお勧めします。
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