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2018/06/29
できる人は必ず持っている一流の気くばり力

できる人は必ず持っている一流の気くばり力

俯瞰の気くばり

仕事はきくばりにはじまり、気配りに終わる。「気くばり」は相手を快適にするだけでなく、自分自身にも「圧倒的なメリット」がある。ビジネスにおいてもっとも大事なものなのだ。数々の働く人を観察してきたが、その経験から「気くばり」こそが、すべての仕事の土台であり、成果を生み出す「源泉」でもあると断言することができる...


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■今週の選書
■できる人は必ず持っている一流の気くばり力
■安田正
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■■選書サマリー  
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俯瞰の気くばり

【1】

仕事はきくばりにはじまり、気配りに終わる。「気くばり」は相手
を快適にするだけでなく、自分自身にも「圧倒的なメリット」があ
る。ビジネスにおいてもっとも大事なものなのだ。

数々の働く人を観察してきたが、その経験から「気くばり」こそが、
すべての仕事の土台であり、成果を生み出す「源泉」でもあると断
言することができる。

一流の人は、一人残らず気くばりの達人だ。だから、一緒に仕事を
したくなるのだ。目上の人に可愛いがられ、目下の人からは人望を
集める。そうしてキャリアを築き上げるのだ。

人生の秘訣は、人と人との間の「見えない空気」を良いものにする
ことだ。これが仕事の枠を広げ、成果と評価を高め、お金も幸せも
運んでくれる。それを左右するのが「気くばり」なのだ。

【2】

「気くばり」が全くできない人はいない。ただ、一人ひとりの性格
や経験値から「得意な気くばり」と「苦手な気くばり」があるだけだ。

「気くばり」は、大きく5つの要素から成り立っている。すなわち、
「俯瞰する」「共感する」「論理を通す」「サービス精神を持つ」
「尊重する」の5つだ。

これらの要素は「アンテナ」だ。この5つのアンテナを必要に応じ
て立てて、アンテナがキャッチしたことを自身の言葉や行動に反映
していく。これこそが「気くばり」なのだ。

この5つのアンテナが、いずれも高感度なら、申し分ない気くばり
ができる人だ。だが、多くの人はアンテナの感度に良し悪しがあっ
たり、その必要性に気づいていなかったりする。

【3】

「アンテナ」の感度を高めるには、企業のトップに立つ人、何かを
成し遂げた人に学ぶことだ。彼らは、まず常に「一歩先を読んで」
いる。その上で、予め各方面に配慮や根回しをし、準備万端整える。

先が読めるのは、仕事と職場の全体を「俯瞰」しているからだ。高
い視点から全体を見渡し、上司の視点、部下の視点、同僚の視点か
らも、自分や職場を見つめてみることだ。

そうすることで、自分に今、何が求められ、期待されているかがわ
かり、十分な気配りができる。そうすれば、周囲にとっても、自分
にとっても、スムーズかつ快適に仕事ができるようになるはずだ。

リーダーとして頼りになる人、誰もが認める「できる人」人は、み
な高感度の「俯瞰のアンテナ」を備えている。その感度が高くなる
ほど、自信を持って意見を述べることができる。

しかも、言うだけでなく、行動で結果を出していく。そうすること
で、人をまとめるリーダーシップのある人、いわば「頼れる父親」
のような存在になれるのだ。

【4】

ビジネス上の気くばりで、何より大切なことは、上司や取引先など
のスケジュールに配慮することだ。相手のスケジュールに配慮する
には、相手の優先順位を理解しておくことだ。

社内では、もちろん自分の仕事のプライオリティを立てることが大
切だ。加えて、上司の仕事のプライオリティを正確に把握すること
も必要だ。

「重要度の高さ=仕上げるまでのスピードの速さ」だ。その仕事を
どのくらいの速さでやるべきかを正確に評価し、期限を切ることが
「気くばり」になるのだ。

評価の目安は「1時間以内」「半日以内」「1日以内」「翌日含め
日をまたいでもいい」「1週間以内」の5段階だ。この5段階より
長い期間のものは、当面のプライオリティには関係ない仕事だ。

仕事を指示されて、いつも同じような対応しかできないようでは、
ダメだ。気くばりができているとはとても言えない。それが上司に
とって、どの程度大事なのかを考えてから進めるべきなのだ。

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■■選書コメント
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気くばりの方法です。仕事でも、日常生活においても、きわめて大
切なものが、気くばりです。その大切さを説き、身に付ける方法を
わかりやすく教えてくれます。

著者は「仕事も人生も、人と人との間の見えない空気を、気持ちの
よいものにすることでうまくいく。それが仕事の枠を広げ、成果と
評価を高め、お金も幸せも運んできてくれる」と言います。

つまり、気くばりは、相手にとってはもちろん、自分にも大きなメ
リットがあるのです。評価も、人望も、お金も引き寄せてくれます。
その気配りする力を身に付ける方法がわかります。

「気くばり」の大切さは、誰もが子供のころから教えられています。
もちろん、ビジネスでも大切です。それほど大事なのに「何をすべ
きか」が不明確で、本人の気働きに任されているのが現実です。

本書は、そんな曖昧な気くばりを「5つのアンテナ」として分解、
その感度を高める方法を解説します。具体的なシチュエーションを
紹介しながら解説します。

たとえば「お礼は即・送信」「相手の立場で感情を想像」「冷静と
情熱のバランスをとる」「トラブル解決では、両者のメンツを踏ま
える」「話をちょっと盛る」「花を持たせる」など具体的です。

さらに、巻末には、自分の「アンテナ」の状態が分かる、簡単なセ
ルフチェックシートも付いています。これを用いれば、自分の現状
を把握することができ、対策が立てやすくなります

「自分は気が効かない」と思う人、「もっと気が効く人間になりた
い」人はもちろん「さらに仕事を楽しみたい」「思い通りに成果を
あげたい」というすべてのビジネスパーソンにお奨めします。

※「これじゃ、物足りない!」方は、コチラ
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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

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