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2018/08/17
リーダーのための即断即決!仕事術
即決を成功させるために、まずは意識を変える
仕事でも、プライベートでも、常にさまざまな判断を求められる。その判断は、じっくり考えて良いものもあれば、その場で決めなくてはならないものもある。即決が必要な場面で悩んでばかりいると、誰かを待たせることになる。時には、ビジネスチャンスを逃してしまうことすらある。そして「仕事ができないリーダー」というレッテルを貼られてしまう...
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■今週の選書
■リーダーのための即断即決!仕事術
■桑畑幸博
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■■選書サマリー
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即決を成功させるために、まずは意識を変える
【1】
仕事でも、プライベートでも、常にさまざまな判断を求められる。
その判断は、じっくり考えて良いものもあれば、その場で決めなく
てはならないものもある。
即決が必要な場面で悩んでばかりいると、誰かを待たせることにな
る。時には、ビジネスチャンスを逃してしまうことすらある。そし
て「仕事ができないリーダー」というレッテルを貼られてしまう。
チームを率いるリーダーには「即決する力」が求められているのだ。
とはいえ、何でも時間をかけて考えず即決すればいいというもので
もない。そのために失敗ばかりしていては意味がない。
どんなに急いでいても、拙速は避けなければならない。ポイントは、
拙速にならないように即決することだ。つまり、成功確率の高い判
断を短時間で行い、実行することだ。
【2】
判断には「〇か×か」と「どれにするか」という2種類ある。前者
なら、選択肢は「良い/悪い」「やる/やらない」など2つだ。後
者でも、複数の選択肢が与えられているなら、どれかを選べば良い。
だが、いつもこの選択肢を誰かが用意し、与えてくれるわけではな
い。他の選択肢をもっと挙げたあと「どれにするか」の判断をしな
ければならないこともある。
「選択肢そのものを自分で考えなくてはならない」ということは、
その選択肢を考えるスピードが、結果的に即決のスピードを左右す
ることにつながる。
また、選択肢が少なければ、決めるスピードは速くなる。だが、他
にもっと良いアイデアがあるかもしれない。これもまた拙速に陥る
リスクを高くする。
だから、重要なことは、より速く、より多くの選択肢を考えること
だ。できるだけ短時間で選択肢をリストアップするテクニックが必
要なのだ。
【3】
「即決」と呼ぶには、判断の所要時間はせいぜい1~2秒で判断を
下すべきだ。ただし、感情と経験則だけで安易に即決すれば「拙速」
になる。
脊髄反射的に1~2秒で判断することは、単なる「考えなしの判断」
だ。「正しい即決」ではない。提案したいのは、判断に際して「10
秒で決めよう」と意識することだ。
もちろん、すべての判断を10秒でやるのは不可能だ。10秒で判断
できない場合は、どの程度の時間が必要かを考え「5分考えさせて」
「1時間待って」「熟考させて」の3パターンで答える。
ただ、スピードの時代に、何でも「持ち帰って検討します」では、
商談に負けることさえある。判断の8割は、10秒、5分、1時間の
いずれかで即決する。じっくり熟考するのは、2割程度で良い。
【4】
真の意味で「ベストな選択」などない。「やってみないとわからな
い」ことがたくさんある。過去にやらなかったことを「もし、やっ
ていたらどうなったか」を考えても仕方ない。
だから、判断の場面で「正解を出さなくては」と肩に力を入れる必
要はない。また、どんな判断も、結果には必ずプラスとマイナスの
両側面がある。
残業をゼロにすることで「健康的になる」と喜ぶ人もいれば、「残
業代が減って」困る人もいる。ある判断で恩恵を受ける人もいれば、
被害をこうむる人もいる。判断に「唯一の正解などない」のだ。
だからといって「いい加減な判断」をして良いわけではない。常に
適切な判断を目指す姿勢が必要だ。ただ必要以上に「正しい判断を
せねば」と構えると、悩む時間ばかり長くなり、即決できない。
万人にとって望ましい判断はない。リソースも有限だ。だから「デ
メリットやリスクはあるが、それでもやるべき」と割り切ることだ。
「覚悟を決める」ことが、即決する上で重要なのだ。
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■■選書コメント
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リーダーが仕事の判断をスピードアップする方法です。チーム全体
の仕事のスピードが上がり、同時に精度も高まります。その方法を
具体的に解説してくれます。
人を動かす、デキるリーダーは、例外なく決断がスピーディーです。
チームのスピードは、それで決まるからです。プロジェクトなど、
熟考すべきことも最速で判断し、しかも最適なものを選びます。
もちろん、拙速ではいけません。リスクや影響も考慮しながら、素
早く適切に判断し、チームを動かします。本書では、それを可能に
する、論理的で素早い判断の方法が分かります。
前半では、自分が「即決できる人材」になることを目指します。即
決の仕組みを解説し、即決のための意識改革、選択肢の出し方、素
早く判断する思考ツールなどを紹介します。
その上で、周囲を巻き込んで即決する組織の作り方を学びます。関
係者の説得法や、理路整然と説明する方法、たとえ話や感情の込め
方、反論を説得材料に変える方法などです
さらに、組織の人間を即決人材に変える育成の技術を解説します。
「前倒ししで仕事するクセを付けさせる」とか「ゲーム感覚を持た
せる」など実践的です。
読めば、精度の高い判断を短時間で行い、実行できるようになりま
す。さらに、即決に必要な論理思考や、プレゼン能力、即決人材に
なるために欠かせない思考習慣まで学べます。
実践すれば、名実ともに「できるリーダー」になれるはずです。こ
れからリーダーになる人やリーダーになったばかりの人、キャリア
は長いが優柔不断で困っている人にお奨めします
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2018
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