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2022/01/07
仕事がうまくいく!絶対的な「1日」の習慣
理想の1日の作り方
持ち時間は、誰にとっても1日24時間だ。増やすことも、減らすこともできない。24時間の使い方で、仕事や人生の質が変わる。時間管理ができれば、仕事も人生もうまくいく。理想の1日とは、ダラダラ過ごす無駄な時間がなく、仕事がスケジュール通りに進み、家族との時間や将来への投資が取り入れられた日だ。理想の1日を毎日繰り返すことで、理想的な人生が歩める...
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■今週の選書
■仕事がうまくいく!絶対的な「1日」の習慣
■山本武史
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■■選書サマリー
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理想の1日の作り方
【1】
持ち時間は、誰にとっても1日24時間だ。増やすことも、減らす
こともできない。24時間の使い方で、仕事や人生の質が変わる。
時間管理ができれば、仕事も人生もうまくいく。
理想の1日とは、ダラダラ過ごす無駄な時間がなく、仕事がスケジ
ュール通りに進み、家族との時間や将来への投資が取り入れられた
日だ。理想の1日を毎日繰り返すことで、理想的な人生が歩める。
そのためには、どこにどれだけの無駄があるかをチェックすること
だ。そして、無駄な時間を、本来やるべきことに充てることだ。思
いついた時だけではダメだ。きちんと計画的に進めるべきだ。
【2】
無駄を見つけて、作れる時間がわかったら、その時間を本来やるべ
きことに優先的に割り当てていくことだ。本来やるべきこととは、
自分の人生に不可欠なことだ。
たとえば、仕事のスキルアップや新たなチャンスを見つけること、
家族とゆっくり過ごすこと、コンディションを整えること、会社以
外の人間関係をよくすること、将来に対する備えなどだ。
まず、自分が将来どうなりたいのかをきちんと考える。出版したい
なら文章を書く時間や文章力を高める時間、起業したいなら経営の
勉強やビジネスプランを練る時間が必要だ。
将来を描くことでやるべきことが見えてくるのだ。「将来なりたい
姿もはっきりしないし、自己投資に何をすればいいかわからない」
という人もいる。
そういう人は、まず運動と読書に取り組むことだ。運動は「身体」
という最も大切な資源を良い状態に保ってくれる。読書をすれば仕
事にもプライベートにも役立つ情報を得ることができる。
【3】
理想の1日は、3つのステップで作る。まず、やるべきことを細か
く洗い出す。会議や面談など人と会う約束はもちろん、自分1人で
進める仕事も雑用やルーティーンも、作業単位に細分化し洗い出す。
たとえば「会議の準備」をする場合「会議資料の印刷」「会議の机
の並び替え」「会議案内の作成」といった具合に必要な作業を細か
く分けることができる。
次に、洗い出したやるべきことに優先順位をつける。少し先の締め
切りのことも考えながら、ミスができない重要な仕事や緊急度の高
い仕事を優先させる。締切の近い順ではないことに注意が必要だ。
【4】
最後にスケジュールを決める。もっとも大切なことは、先ほど決め
た優先順位にしたがって手帳やスケジューラーに予定を入れていく
ことだ。
優先順位の一番は「重要度も緊急度も高いもの」だ。次に「重要だ
が緊急ではないもの」だ。次に「重要ではないが締め切りが近
いもの」、最後が「重要度も緊急度も低い」ものだ。
特に、注意が必要なのは「重要だが緊急ではないもの」と「重要で
ないが締切が近いもの」だ。両者を直接比較した時、前者に取り組
まないと間に合わないこともある。その場合、前者に先に取り組む。
だが「重要だが緊急ではないもの」は後でも、絶対取り組まねばな
らないものだ。その時間をしっかり確保するために「重要でないが
締切が近いもの」より先に記入して時間を確保しておく。
この計画づくりは、毎日決まった時間にすることだ。出勤前か、仕
事を始める前がベストだ。そのタイミングで、翌日の同じ時間まで
を計画していくのだ。
また、仕事とプライベートのスケジュール管理は一元化して行った
ほうがいい。同じ手帳や同じスケジューラーで、公私ともにチェッ
クできた方が絶対に便利だ。
スケジュールを一元化しておかないと、予定の管理に失敗するリス
クがある。たとば、仕事とプライベートの予定をダブルブッキング
してしまう可能性があるのだ。
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■■選書コメント
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時間の使い方です。仕事の効率を高め、確実にこなす習慣が身に着
きます。読んで実践することで、手際よく仕事が片づき、プライベ
ートも充実するようになります。
働き方改革と言われ、在宅ワークの比重も増えました。とはいえ、
仕事の量が減ったわけではありません。相変わらず仕事が終わらな
い、残業が減らないという声も聞きます。
誰にとっても1日は24時間です。その使い方で暮らしの質は大き
く変わってしまいます。より良く生きるためには、タイムマネジメ
ントが不可欠です。その基本がわかります。
本書が紹介するのは、単なる時短術ではありません。時間の使い方
を根底から変える方法です。仕事の効率が上がり、家庭も仕事も充
実し、趣味や自己投資の時間を確保することを目指しています。
まず、理想の1日の作り方を紹介します。その上で、それを守る方
法やそれを実現するためのタイムマネジメント、時短のためのルー
ティーンなどを教えます。いずれも脳科学や心理学に基づきます。
このようにタイムマネジメントに必要なすべてを網羅しています。
1万人以上に指導してきたタイムマネジメントコーチが教えるノウ
ハウだけに本格的で実践的です。
読めば、時間の使い方が根本から変わるはずです。いわば時間革命
が起こせます。その結果、仕事もプライベートも今以上に充実する
はずです。
「忙しい、時間が足りない」「仕事が時間内に終わらない」「もっ
と作業効率を上げたい」「プライベートを充実させたい」と悩むす
べてのビジネスパーソンにお勧めします。
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