HOME > ビジネス選書&サマリー > 無料版・バックナンバー > 「すぐやる」超習慣

ビジネス選書&サマリー

無料版・バックナンバー

解除ご登録

ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。


f

2022/09/23
「すぐやる」超習慣

「すぐやる」超習慣

なぜ、いつも後回しにしてしまうのか
 
人生は一度きりだ。夢があるなら、自分を変えたいなら、今の生活を少しでも変えたいなら、行動するべきだ。結局、「やる」か「やらない」かだ。人は、やらなかったことに、より強い後悔の念を抱く。これは研究からも明らかになっている。やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい。それでも始められない弱い生き物が人間だ...


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書
■「すぐやる」超習慣
■堀田秀吾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★本書の詳細、お買い求めは、
https://amzn.to/3eGnbiS
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書サマリー  
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
なぜ、いつも後回しにしてしまうのか
 
【1】
 
人生は一度きりだ。夢があるなら、自分を変えたいなら、今の生活
を少しでも変えたいなら、行動するべきだ。結局、「やる」か「やら
ない」かだ。
 
人は、やらなかったことに、より強い後悔の念を抱く。これは研究
からも明らかになっている。やらずに後悔するより、やって後悔し
たほうがいい。それでも始められない弱い生き物が人間だ。
 
そんな弱い自分を愛しつつ「すぐやる自分」を作る方法がある。世
界中の脳科学や心理学の研究に基づく方法だ。大事なことは、動き
たくなる状況をつくることと、まず「5秒」だけやってみることだ。
 
状況とは、主に環境、ルール、ルーティンのことだ。たとえば、
「小さな目標を設定する」「悩んだ時は直感で決める」「事前にシナリ
オを作る」「スマホを見ているとき、タッピングする」などだ。
 
いずれも簡単なものばかりだ。それでも、驚くほど効果がある。行
動にブレーキをかけてしまいがちな脳を、逆に利用することがポイ
ントだ。
 
【2】
 
人間は、先延ばしをする生き物だ。現状維持に満足しがちなのだ。
生物の進化には、長い時間がかかる。ここ数千年の文明の発達など、
人類の歴史を24時間時計に置き換えれば数分前の出来事だ。
 
それに進化が追いつくわけがない。今を生きる私たちも、実は狩猟
時代の心と体のままだ。はるか昔の祖先たちの本能的欲求に直結
している。隙あらば楽をしたい生活を体が覚えているのだ。
 
とはいえ、危機感は持っていた。人間はちょっとしたことで命を落
としかねない状況で生活していた。命を守るには、日常のわずかな
変化や違和感に気づき、それが危険かどうか見極める必要があった。
 
現代の人間も心のメカニズムはほぼ昔のままだ。だから、不安にな
りやすいのだ。これは、生存競争で不安を必要とした先人のDNA
であり、遺訓でもあるわけだ。
 
【3】
 
何か新しいことをはじめることは、安穏とした状況から変化を起こ
すことだ。だが、人間はどんなに小さなことでも、変化に不安を覚
える。できれば今の状態を崩したくないのだ。
 
だから、不安を感じやすい人ほど行動できない、先延ばしする。し
かも、効率を突き詰めずに生きてきたという何百万年前のバックグ
ラウンドもある。
 
状況を変えることに対して「このままでいいんじゃないの?」と考
える本能がある。だから、人間は動かないのだ。「やる気」が起き
ないのだ。
 
つまり、すぐに動けず苦悶することは、人間である以上、仕方のな
いことなのだ。だから、やる気が起きない自分を過剰に責める必要
はないのだ。
 
【4】
 
最初の5秒、動くことだ。それだけでいい。ソファーで寝っ転がっ
ていたら「よし」と奮い立たせて「5秒」だけ行動してみることだ。
この動き出しが、やる気エンジンを始動させる。
 
勉強や仕事をしなければならないなら、机に座って参考書やパソコ
ンを開いてみる。掃除なら、掃除機を持ち出し電源をONにしてみ
る。この行動をするために5秒だけがんばるのだ。
 
「やりたくない」という本能的な感情の脳が「大脳辺縁系」だ。そ
の活動を抑えこんでくれる理性の脳が「前頭葉」だ。これが働き出
すまでに5、6秒かかる。
 
ただし、脳には一度行動を始めると、のめり込んでしまう性質があ
る。この正体が「淡蒼球」という脳の部位だ。これを刺激するには、
体を動かして行動することだ。プロペラを自分で回すのだ。
 
ただ、一度回してしまえばこっちのものだ。あとは「淡蒼球」が、
やる気エンジンを活発化させてくれる。まずは自ら「回す」こと
が重要なのだ。
 
★本書の詳細、お買い求めは、
https://amzn.to/3eGnbiS
 
★「物足りない!」「広告が煩わしい!」とお思いなら・・・
「まぐまぐ大賞(ビジネス賞)」4年連続受賞&殿堂入り
 
【ビジネス選書&サマリー☆リーダーズ】をご登録ください
https://www.bbook.jp/paymelmaga.html
 
ボリュームは3倍で、広告は一切入りません
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書コメント
■■ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
行動力を高める本です。誰でも行動できるようになる方法を紹介し
ます。脳科学や心理学などの研究から集めたものを、すぐに実践で
きるノウハウとしてまとめてあります。
 
自分を変えることは難しいものです。行動しようとしても、やる気が
起きず先延ばしにしがちです。著者のいわく、人間は現状維持で満足
する生き物であり、言い訳の天才だからです。
 
それを変えるのが、科学的な研究から編み出した動き出す仕組み
です。本書はそれを紹介します。これを踏まえて環境や役割を変え
れば、誰もが生まれ変われます。
 
すぐに行動できないのは、不安や迷いなどメンタルが邪魔をするか
です。本書では、そんなメンタルの問題を解消する方法にも、脳の
仕組みや本能を解説しながら触れていきます。
 
その上で、めんどくさい、不安、迷い、対人関係など、動けない原
因ごとに方法を紹介します。さらに、それでも動けない人への対処
法も紹介し、誰でも動けるようになれることを証明します。
 
具体的なノウハウとしては、たとえば「最初の5秒やるだけ」
「明確で小さな目標を設定する」「不安を紙に書き出す」「迷った
ら直感で決める」「事前にシナリオを用意する」などです。
 
いずれも簡単で、すぐに実践きるものばかりです。いずれも脳科学や
行動心理学などの最新の研究成果に裏付けられているため、説得力が
あります。
 
行動力がなくて困っている人、自分や自分の行動習慣を変えたいと
思う人、今よりもっと行動的になりたい人など、ビジネスパーソン
に広くおすすめしたい一冊です。
 
※「これじゃ、物足りない?」なら、コチラ
https://www.mag2.com/m/P0000498
  
★本書の詳細、お買い求めは、
https://amzn.to/3eGnbiS
 
 
──────────────────────────────
◎バックナンバー→
http://www.bbook.jp/backnumber
◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com
◎登録、変更、解除→
http://www.bbook.jp/mag.html 
──────────────────────────────
発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2022
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ツイートする FACEBOOK いいね! このエントリーをはてなブックマークに追加

主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

企業情報はこちら

著者の方へ

広告掲載についてはこちら

TOP