HOME > ビジネス選書&サマリー > 無料版・バックナンバー > 「それでも稼ぐ人」33のルール

ビジネス選書&サマリー

無料版・バックナンバー

解除ご登録

ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。


f

2023/03/24
「それでも稼ぐ人」33のルール

「それでも稼ぐ人」33のルール

「それでも稼ぐ人」の仕事術


「給料が上がらない時代」といわれているが、それでも稼ぐ人はいる。彼ら、彼女らに共通しているのは「自分の市場価値を高めることに努めている」ということだ。本業重視で、スキルを磨いたり、人脈を広げたりして自分の市場価値を最大化していく。その過程でヘッドハンティングされたり、転職したり、独立起業のチャンスをつかみ、稼ぎを大きくしていく...


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書
■会社員のまま経済的自由を手に入れる
■ハック大学式 超現実的で超具体的なお金の増やし方
■ハック大学ぺそ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書サマリー
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
超現実的で超具体的なお金の増やし方
【1】
資産形成というと、お金持ちになるための手段と受け取る人もいる
かもしれない。だが、資産形成はお金持ちになることが目的ではな
い。お金の不安から解放されて、人生を楽しむための手段だ。
そのためには、お金のことをもっと知ることからはじめることだ。
「お金がない」と言っている人に限って、お金のことをあまりわか
っていない人が多いものだ。
お金は財布や貯金箱の中に入っているお札や小銭、銀行口座にある
預貯金だけを指すのではない。株式、マイホーム、自動車など、現
金化できるものはすべてお金の一種だ。
そして、このさまざまな状態のお金を総称したものが資産なのだ。
つまり、資産形成とは、目標金額を目指して資産(お金)を作って
いくことなのだ。
【2】
預貯金だけで資産形成をするだけでは、お金の不安から抜け出せな
い。そこで必要なのが投資だ。投資とは利益を得ることを目的に、
現金を他の資産に換えて保有することだ。
「投資なんて危ない」「大損したらどうしよう」「投資はギャンブ
ルだ」などというイメージを持っているとしたら、それは間違った
認識だ。投資と投機を混同しているのかもしれない。
資産の中には株式のように、常に価格が上がったり下がったりする
ものがある。資産形成する上で投機は不要だ。そもそも資産形成
は、時間をかけて戦略的に行うものなのだ。
戦略を考えるには、今の自分のお金の実力を正しく把握することが
必要だ。いわば、目標達成のためのスタート地点の確認だ。目標が
明確でも、現在地がわからなければ戦略は立てられないからだ。
また、正しく現状を把握するには、自分に見えているお金だけでは
だめだ。見えていないお金ももれなく確認することだ。負債の洗い
出しも重要なポイントだ。
【3】
バランスシートが完成すると、資産形成のためのスタート地点が正
しく把握できるようになる。企業の財務状況を把握するバランスシ
ートを参考に自分のバランスシートを作成してみることだ。
資産の部には、自分の資産を金額とともにすべて書き込む。現金や
定期預金以外の資産は現金化したと仮定して想定金額を書き込む。
国債、債券、株式、投資信託などは記入時点の時価でかまわない。
こうして資産を書き出す際に見落としがちなのが、実は不動産だ。
たとえば持ち家などは、住宅ローンが残っているため資産として考
えがちだ。だが、資産と負債は切り分けて考えるようにすべきだ。
不動産や貯蓄性保険、自動車や貴金属など換金性の高い動産など
は、時価が不透明で金銭換算が難しい。マーケットの評価から割り
引いて考えるべきだ。
持ち家は住宅ローンが残っているため資産として考えない人もいる
が残債は支払いごとに減少するから純資産価値は一定ではない。こ
うした考え方を身につけることも、正確な現状把握のな一歩だ。
【4】
資産の部を書き終えたら、次に負債の部を記入する。住宅ローンや
自動車ローン、カードローンなど支払いが終わっていないものは、
すべて書き出してみる。
そして、最後に企業のバランスシートでいうところの「純資産」を
記入する。純資産は「資産-負債」で算出する。それが、今の自分
のお金の実力ということになる。
バランスシートが完成したら、現時点での自分のポートフォリオが
わかる。見える化することで、自分の資産と負債が丸裸になる。こ
れでようやく資産形成に向けた道筋のヒントが得られるのだ。
お金の不安から解放されるという目標を達成するには、どのように
ポートフォリオを作り変え、最適化していくかが極めて重要となる
のだ。
※「これじゃ、物足りない?」なら、コチラ
→ https://tinyurl.com/mvph7xvm 
 
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://amzn.to/3xZXmk4
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書コメント
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
資産形成のガイドです。一攫千金で数億円規模の資産家を目指すの
ではなく、老後資金を確実に作る方法を学びます。会社員のまま、
経済的自由を手に入れる現実的な方法です。
著者は、外資系金融機関のマネージャーであり、チャンネル登録者
数27万人超の人気ユーチューバーということです。著書も4作目
ですが、今回は中でも得意分野の資産形成ということです。
本書では、会社員が稼いだお金を運用し、確実に増やしていく方法
に焦点を当てています。読んで実践すれば、無理せずお金の悩みか
ら解放され、心から豊かになれると思います。
資産形成をするには、節税や節約、投資について対症療法的に学ぶ
より先にやるべきことがあると言います。それは、自分の現状を把
握し、ゴールに向かって正しい道筋を描くことです。
具体的には、3つのステップで進めます。はじめに自分のお金の潜
在能力を把握し、次にいつまでにいくら貯めるか決め、最後にポー
トフォリオに従って投資を始めます。
このように、本書では会社員として自らの市場価値を上げながら、
経済的自由を手に入れる現実的で具体的な資産形成術を教えてくれ
ます。著者自ら実践して確立した方法ですので説得力があります。
他にも、理解を深める知識やタイプ別ケーススタディ、押さえてお
きたいポイントなど収録しながら、投資の基本を解説してくれます
ので、初心者でも容易に理解できると思います。
読めば、会計や運用など、難しそうなお金のことが自分事として身
近に感じられるはずです。その結果、自分が毎月、何にどれだけ投
資すればいいかがわかるようになるはずです。
「このままではお金が足りない」「定年後が不安」「家庭も家を持
つこともままならない」など、お金の悩みを持ちながら、何をして
いいかわからないビジネスパーソンにお読みいただきたい本です。
※「これじゃ、物足りない?」なら、コチラ
→ https://amzn.to/3Iy9dw5
 
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://amzn.to/3xZXmk4
──────────────────────────────
◎バックナンバー→ http://www.bbook.jp/backnumber
◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 
◎登録、変更、解除→ http://www.bbook.jp/mag.html  
──────────────────────────────
発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2023
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■今週の選書

■ビジ選#230324『「それでも稼ぐ人」33のルール

■池本克之

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■

■■選書サマリー  

■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「それでも稼ぐ人」の仕事術

 

【1】

 

「給料が上がらない時代」といわれているが、それでも稼ぐ人はい

る。彼ら、彼女らに共通しているのは「自分の市場価値を高めるこ

とに努めている」ということだ。

 

本業重視で、スキルを磨いたり、人脈を広げたりして自分の市場価

値を最大化していく。その過程でヘッドハンティングされたり、転

職したり、独立起業のチャンスをつかみ、稼ぎを大きくしていく。

 

学歴がなくても稼ぐ人はいる一方、いい大学を出ていても稼げない

人はいる。学歴の有無を問わず「稼ぐ力」を身につけるために必要

な絶対ルールは「一流どころに身を置く」ということだ。

 

学校、職場問わず、どんなコミュニティでも、一流どころには、成

功者、優秀な人、野心あふれる人が集まっている。そこで交流すれ

ば、良い刺激を受け、有力な情報を得れて、稼ぐ思考法も学べる。

 

【2】

 

日本経済は不景気からなかなか本格的に抜け出すことができない。

だが、それでも稼ぐ人はいる。むしろ不景気だからこそ、稼げるチ

ャンスもあるものだ。

 

わかりやすく株式投資でいうと「カラ売り」だ。株価の下落局面で

も「売り」から入って買い戻しによる差益を得る。為替も円高・円

安どちらに振れても稼ぐ方法がある

 

ビジネスでも、好不況に関係なく儲ることができる。ポイントは

「時代のニーズをつかむ」ことだ。たとえば、いま日本は「物価が

上昇しているのに、給料は上がらない」という苦しい状況にある。

 

苦しむ人は何を求めているのかを考えると「光熱費やガソリンなど

の燃料費に特化した節約や省エネのノウハウを構築し、家庭や企業

に提供したら大きなビジネスになる」というアイデアも生まれる。

 

【3】

 

若いころは一生懸命働いても、成果も評価も簡単には上がらないが

数年待つことだ。運動も仕事も、成長カーブがあるからだ。最初は

少しずつ緩やかに成長するが、ある時点を境に急上昇するのだ。

 

仕事では、30代半ば前後を境に、鋭角の上昇曲線を描く。といっ

ても、最初は仕事一筋、脇目も振らずに頑張り続けることだ。仕事

ぶりが認められて昇進すれば、報酬も鋭角に上がっていく。

 

若いころは体力があるため、副業でこづかい稼ぎもできる。だが本

業をさぼると年収は上がらない。体力が衰えれば副業収入も減る。

こうして本業を頑張った人が、年収を追い越していく。

 

とはいえ、副業や転職を全否定するわけではない。本業の役に立つ

なら副業をしてもいい。十分力がついて、新たなステージに進める

のなら転職や起業をしてもいい。

 

大事なことは、目標を単に「年収を上げる」ことにせず、自分の市

場価値を上げることにすべきだ。市場価値が上がるなら、転職や副

業はむしろおすすめだ。

 

「本業に役立つ副業」は、ステップアップに求められる能力を磨く

ための道場として機能する。何かに特化した技術や能力は、どんな

分野でも繰り返し練習すれば磨かれるものなのだ。

 

【4】

 

ネットのクラウドソーシングのサイトを使えば、自分が磨きたい能

力を磨くことができる。企画書作成の能力を磨きたければ、登録し

て、業種や商品・サービス問わず企画書作りを引き受ければいい。

 

もちろん副業なので、本業を食う働き方をすべきではない。土日な

どオフの時間だけを活用するのが鉄則だ。体力勝負でなく、知恵勝

負の仕事をすれば過労も回避できる。

 

もちろん、副業でなく勉強してもいい。会社が許するなら「土日祝

日なく、残業時間の上限もぶち破る勢いで、本業一筋に頑張る」の

もいい。働き方改革がどうとか、ゴタクを並べるのはいいわけだ。

 

アラフォーまでは「毎日働く」体力があるものだ。30代までは、

言わば使い減りしない年代だ。吸収力も高い。だから働けば働くほ

ど、成長する。この時期に働かず、いつ働くのかという話だ。

 

※「これじゃ、物足りない?」なら、コチラ

https://tinyurl.com/mvph7xvm 

  

★本書の詳細、お買い求めは、

https://amzn.to/3YHZWWU

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■

■■選書コメント

■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

働き方・生き方のガイドです。仕事がうまくいかない、給料が増え

ないなど思うにまかせないことは誰にでもあるものです。そういう

時、つい景気や学歴、年齢のせいにしがちです。

 

でも、稼ぐ人はいつ何時でも、どんな状況でもしたたかに稼いでい

ます。そんな「それでも稼ぐ人」に、仕事や投資のやり方から人生

戦略までを学びます。

 

と言っても、具体的方法が書いてあるわけではありません。考え方

や発想法、原理原則に近い内容です。普遍的な内容なので、身につ

ければ広く応用できるはずです。

 

耳にするのは景気の悪い報道ばかりですが、稼ぐ人は稼いでいま

す。環境を嘆く暇があれば、与えられた環境の中で、どうすれば

稼げるのかを考えるのが稼ぐ人です。

 

本書では彼らの考え方を紹介します。たとえば「自分の年収は自分

で決める」「副業なんかしない」「一円玉でも拾う」「国策ビジネ

スに集中投資する」「社内評価より市場価値を高める」などです。

 

他に「収入の20%は社会的弱者のために使う」「AIを使う側の人

間になる」「英語も会計も勉強しなくていい」など、生き方のヒン

トも紹介します。

 

著者は「成長請負人」と呼ばれるコンサルタントです。そんな著者

が見てきた稼ぐ人の思考と行動のパターンを伝授します。身につけ

れば、結果を出し、これからも生き残ることができるはずです。

 

自分の市場価値を高めて、もっと活躍したい人、もっと稼ぎたい人

人であれば、出世や転職、独立起業を問わず、目指す進路を問わず

おすすめです。

 

※「これじゃ、物足りない?」なら、コチラ

https://tinyurl.com/mvph7xvm 

  

★本書の詳細、お買い求めは、

https://amzn.to/3YHZWWU

 

──────────────────────────────

◎バックナンバー→ http://www.bbook.jp/backnumber

◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 

◎登録、変更、解除→ http://www.bbook.jp/mag.html  

──────────────────────────────

発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2023

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ツイートする FACEBOOK いいね! このエントリーをはてなブックマークに追加

主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

企業情報はこちら

著者の方へ

広告掲載についてはこちら

TOP