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2023/05/26
65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方

65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方

65歳からは食べ方を変える


65歳という年齢は、その後の人生を「元気で若々しく生きられる」か「よぼよぼに衰えていく」かを分ける大きな分岐点だ。この年齢を境に、加齢による老化の影響をモロに受けるようになる。60歳ごろまでは「体にいいとされてきた食べ方」も、65歳からは通用しなくなる。年齢に合った食べ方に切り替えていくことが重要なのだ...


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■■選書サマリー
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超現実的で超具体的なお金の増やし方
【1】
資産形成というと、お金持ちになるための手段と受け取る人もいる
かもしれない。だが、資産形成はお金持ちになることが目的ではな
い。お金の不安から解放されて、人生を楽しむための手段だ。
そのためには、お金のことをもっと知ることからはじめることだ。
「お金がない」と言っている人に限って、お金のことをあまりわか
っていない人が多いものだ。
お金は財布や貯金箱の中に入っているお札や小銭、銀行口座にある
預貯金だけを指すのではない。株式、マイホーム、自動車など、現
金化できるものはすべてお金の一種だ。
そして、このさまざまな状態のお金を総称したものが資産なのだ。
つまり、資産形成とは、目標金額を目指して資産(お金)を作って
いくことなのだ。
【2】
預貯金だけで資産形成をするだけでは、お金の不安から抜け出せな
い。そこで必要なのが投資だ。投資とは利益を得ることを目的に、
現金を他の資産に換えて保有することだ。
「投資なんて危ない」「大損したらどうしよう」「投資はギャンブ
ルだ」などというイメージを持っているとしたら、それは間違った
認識だ。投資と投機を混同しているのかもしれない。
資産の中には株式のように、常に価格が上がったり下がったりする
ものがある。資産形成する上で投機は不要だ。そもそも資産形成
は、時間をかけて戦略的に行うものなのだ。
戦略を考えるには、今の自分のお金の実力を正しく把握することが
必要だ。いわば、目標達成のためのスタート地点の確認だ。目標が
明確でも、現在地がわからなければ戦略は立てられないからだ。
また、正しく現状を把握するには、自分に見えているお金だけでは
だめだ。見えていないお金ももれなく確認することだ。負債の洗い
出しも重要なポイントだ。
【3】
バランスシートが完成すると、資産形成のためのスタート地点が正
しく把握できるようになる。企業の財務状況を把握するバランスシ
ートを参考に自分のバランスシートを作成してみることだ。
資産の部には、自分の資産を金額とともにすべて書き込む。現金や
定期預金以外の資産は現金化したと仮定して想定金額を書き込む。
国債、債券、株式、投資信託などは記入時点の時価でかまわない。
こうして資産を書き出す際に見落としがちなのが、実は不動産だ。
たとえば持ち家などは、住宅ローンが残っているため資産として考
えがちだ。だが、資産と負債は切り分けて考えるようにすべきだ。
不動産や貯蓄性保険、自動車や貴金属など換金性の高い動産など
は、時価が不透明で金銭換算が難しい。マーケットの評価から割り
引いて考えるべきだ。
持ち家は住宅ローンが残っているため資産として考えない人もいる
が残債は支払いごとに減少するから純資産価値は一定ではない。こ
うした考え方を身につけることも、正確な現状把握のな一歩だ。
【4】
資産の部を書き終えたら、次に負債の部を記入する。住宅ローンや
自動車ローン、カードローンなど支払いが終わっていないものは、
すべて書き出してみる。
そして、最後に企業のバランスシートでいうところの「純資産」を
記入する。純資産は「資産-負債」で算出する。それが、今の自分
のお金の実力ということになる。
バランスシートが完成したら、現時点での自分のポートフォリオが
わかる。見える化することで、自分の資産と負債が丸裸になる。こ
れでようやく資産形成に向けた道筋のヒントが得られるのだ。
お金の不安から解放されるという目標を達成するには、どのように
ポートフォリオを作り変え、最適化していくかが極めて重要となる
のだ。
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■■選書コメント
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資産形成のガイドです。一攫千金で数億円規模の資産家を目指すの
ではなく、老後資金を確実に作る方法を学びます。会社員のまま、
経済的自由を手に入れる現実的な方法です。
著者は、外資系金融機関のマネージャーであり、チャンネル登録者
数27万人超の人気ユーチューバーということです。著書も4作目
ですが、今回は中でも得意分野の資産形成ということです。
本書では、会社員が稼いだお金を運用し、確実に増やしていく方法
に焦点を当てています。読んで実践すれば、無理せずお金の悩みか
ら解放され、心から豊かになれると思います。
資産形成をするには、節税や節約、投資について対症療法的に学ぶ
より先にやるべきことがあると言います。それは、自分の現状を把
握し、ゴールに向かって正しい道筋を描くことです。
具体的には、3つのステップで進めます。はじめに自分のお金の潜
在能力を把握し、次にいつまでにいくら貯めるか決め、最後にポー
トフォリオに従って投資を始めます。
このように、本書では会社員として自らの市場価値を上げながら、
経済的自由を手に入れる現実的で具体的な資産形成術を教えてくれ
ます。著者自ら実践して確立した方法ですので説得力があります。
他にも、理解を深める知識やタイプ別ケーススタディ、押さえてお
きたいポイントなど収録しながら、投資の基本を解説してくれます
ので、初心者でも容易に理解できると思います。
読めば、会計や運用など、難しそうなお金のことが自分事として身
近に感じられるはずです。その結果、自分が毎月、何にどれだけ投
資すればいいかがわかるようになるはずです。
「このままではお金が足りない」「定年後が不安」「家庭も家を持
つこともままならない」など、お金の悩みを持ちながら、何をして
いいかわからないビジネスパーソンにお読みいただきたい本です。
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◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2023
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■今週の選書

■65歳から体と頭を強くするおいしい食べ方

■菊池真由子

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■■選書サマリー  

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65歳からは食べ方を変える

 

【1】

 

65歳という年齢は、その後の人生を「元気で若々しく生きられ

る」か「よぼよぼに衰えていく」かを分ける大きな分岐点だ。この

年齢を境に、加齢による老化の影響をモロに受けるようになる。

 

60歳ごろまでは「体にいいとされてきた食べ方」も、65歳からは

通用しなくなる。年齢に合った食べ方に切り替えていくことが重要

なのだ。

 

とは言え、特別な食材を使ったり、手の込んだ料理をしたりする必

要はない。いつもの食材、いつものメニューに、ほんの少し食べ方

の工夫をして、おいしく、楽しく、食べるだけでいいのだ。

 

【2】

 

65歳からは肉や魚から食べ始める肉魚ファーストがおすすめだ。

たんぱく質をしっかり食べることで病気にならない、免疫力が高

い、寝たきりにならない体を作ることが大事だからだ。

 

たんぱく質は、筋肉、内臓、血液、血管、骨、皮膚、毛髪など体の

あらゆる組織の材料だ。また、免疫細胞や免疫に関連する物質の材

料としても重要だ。抵抗力や回復力を高める働きをする。

 

食が細くなってくると、たんぱく質を食べる量も自然と減ってしま

う。筋肉を作る力も弱るから、若い頃と同量のたんぱく質を食べて

いても、十分な筋肉が作れなくなってしまうのだ。

 

たんぱく質がたっぷりとれる食材は、肉・魚・卵・大豆・大豆製

品・牛乳・乳製品などだ。これらを、毎回の食事の最初に意識的

にとるようにしてみることだ。

 

【3】

 

65歳からは、免疫力や筋肉といった病気に対抗する力が衰えてく

る。そこで脂肪の出番だ。脂肪は消化吸収に時間がかかる。その

分、エネルギーとして発散しづらい。

 

そのため、バテない体を作ることができる。食事から脂肪をとって

おけば、ウイルスや病原菌と戦う際の底力になる。俗にスタミナと

いう体力は脂肪がもたらすのだ。

 

とはいえ、やみくもに食べていればいいわけではない。脂肪にも食

べ方のコツがある。脂肪は、肉や魚の脂として、たんぱく質と一緒

に食べることが大事だ。

 

脂肪の一種コレステロールが気になるが、免疫細胞の材料になった

り、肌の潤いを保つなど、健康には必要な成分だ。血中コレステロ

ール値を上げ過ぎる食品もあるが、少なめにすれば問題はない。

 

【4】

 

65歳からは、特定の食品に偏らず、いろいろな食品を食べるとい

うゆるいスタンスに切り替えて栄養バランスのいい食事をすべき

だ。免疫力アップには栄養バランスが欠かせないのだ。

 

特定の食品に偏るべきではない。主菜は肉や魚などのたんぱく質、

副菜は野菜や果物などビタミン・ミネラル類、食物繊維という風に

バラエティ豊かに食べることだ。

 

これこそ、体と頭を強くする長寿食の基本だ。同時に免疫力アップ

をはじめ、老化、メタボ、認知症、がんの予防にも効果的な食べ方

といえる。

 

ムリなくできる方法に回転食という食べ方がある。ポイントは、特

定の食品ばかり繰り返し食べないようにすることだ。毎回の食事で

食べるものを順番に回転させるように変えていくのだ。

 

たとえば、主菜のたんぱく質源を選ぶ際は、牛肉→卵→豆腐→豚肉

→魚、副菜の野菜類なら、ほうれん草→ごぼう→ブロッコリー→な

す→トマトという具合に毎食ごとに食べるものを変えるのだ。

 

たんぱく質源の食品と野菜の組み合わせで、メニューをどんどん変

えていけば、栄養バランスもバッチリだ。回転食で品数を増やせば、

食品同士の栄養の過不足も補える。

 

もちろん、外食や総菜でも回転食はできる。毎日メニューが重なら

ないように選ぶのだ。「今日は油揚げだから、明日は刺身」という

ように気軽に試してみればいいのだ。

 

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■■選書コメント

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健康の本です。食生活を解説してくれます。あえて65歳とあるの

は、その年齢を境に体が大きく変わるからだそうです。体の変化に

合わせて、食生活も変える必要があるのです

 

もしかしたら、多くの読者には少し早いかもしれません。それでも

あえて紹介するのは、早めに備えることができると思ったこと、そ

して親の介護があるからです。

 

読めば、食品の役割がわかります。これはあらゆる世代に役立つは

ずです。そして正しい食事の方法がわかります。簡単で、普段の食

生活にひと工夫をするだけです。読んでおくと良いと思います。

 

健康の本は、医師の書いた本が多いですが、専門分野のせいで偏っ

た本も少なくありません。その点、本書は栄養士が著者ですから、

長寿の食事と栄養について、バランスよく書かれています。

 

著者いわく、60歳まではメタボ回避のために、肉、糖質、脂肪を

控える食べ方が重視されるが、65歳からは加齢の影響から守るた

めに食事の見直しが大事だと言います。

 

たとえば、野菜ファーストから肉・魚ファースト、ご飯を控えるか

らしっかり食べる、脂肪を避けるから良い脂肪を選ぶ、外食を控え

るから色々楽しむという具合です。

 

こんな風に、65歳の前後で比較しながら、健康でおいしい食べ方

を教えてくれます。免疫力が上がる、すたすた歩ける、認知症を防

ぐなど、効能別に書かれているため読みやすいです。

 

本書の食べ方を実践すれば、老化にブレーキがかかります。その結

果、ぼけない、老けない、病気にならない、楽しく元気な老後が手

に入るはずです。

 

というわけで、すでに65歳以上の方、まもなく65歳を迎える

方、高齢な親の介護をしている人はもちろん、食事や健康に興味の

あるすべての人におすすめします。

 

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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2023

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
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