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2024/06/07
自分ものさし仕事術
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自分ものさしとは
自分らしく働きたいものだ。それができれば自然体で働きながら、最高の成果を上げることができるようになるものだ。社会人は１日の大半を働いて過ごす。人生の大半を仕事に費やすのだ。そんな膨大な時間を、つまらないものにするか、楽しく充実したものにするかは、自分らしく働けるかどうかで決まる。そのためには、周りに気を取られているような生き方では難しい...
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■今週の選書
■自分ものさし仕事術
■吉野創
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■■選書サマリー
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自分ものさしとは
【１】
自分らしく働きたいものだ。それができれば自然体で働きながら、
最高の成果を上げることができるようになるものだ。社会人は１日
の大半を働いて過ごす。人生の大半を仕事に費やすのだ。
そんな膨大な時間を、つまらないものにするか、楽しく充実したも
のにするかは、自分らしく働けるかどうかで決まる。そのためには、
周りに気を取られているような生き方では難しい。
そこで必要になるのが「自分理念」だ。言いかえれば「自分ものさ
し」だ。いわば企業理念や経営理念の個人版だ。「自分らしさ」を
言いかえたものとも言える。
この有無が、人生や仕事への取り組み方に大きな差を生む。どう働
くかはどう生きるかに関わるから、仕事はもちろん、人生全体に関
わるのだ。
【２】
「優先順位が付けられない」「モチベーションが上がらない」「成
長できない」などの悩みやモヤモヤは、自分らしく働ければすべて
解消できる。迷いなく働いていくことができる。
自分理念があれば行動に判断基準が生まれる。だから、迷いがなく
なる。そうなれば仕事もスムーズに進む。生産性も上がり成果が出
て褒められるのでモチベーションも上がる。
仕事がうまくいかないのは、仕事観が不明確だからだ。自分の内面
に問いかけた時、「自分は何のために働くのか」がわかっていれば、
無理なくそこに存在できるようになる。
自分の仕事観を判断基準にして、無理なく楽に働くことができれば
ストレスは溜まらない。それどころか、創造性が発揮され、自分の
本来の力が発揮できるようになる。
「楽に仕事ができる」というのは、楽して働くという意味ではない。
無理なく自然体で働くという意味だ。自分の責任で選び、決めるこ
とができるようになり、主体的に生きられるようになるのだ。
【３】
「自分は何のために働くのか」が明確になれば、働く目的が見えて
くる。目的がわかれば、楽しくなる。そうなれば迷いは消え、自然
体で自由に働ける。働く目的が自分理念とつながるようになる。
なお、自分理念と企業理念の方向性は揃えるべきだ。たとえば、企
業理念の目的が社員の幸せや社会貢献という価値観なのに、それと
重なる部分が自分の内面にないと、本心で共感することができない。
本来は、企業理念の意味を理解し、自分理念と重なるところがある
から入社を決めると言うプロセスが必要だ。そのプロセスを経ずに
入社した人は不幸だ。
自分が働く企業理念の意味を理解していないと、仕事で何かが起き
た時、不満を感じ、やらされ感で仕事をしてしまうことになる。だ
から、今からでも自分の会社の企業理念を理解する努力をすべきだ。
同時に、自分や大切な人の幸せのために、本当に大切なことを自分
理念に掲げて大切にする努力も、はじめることだ。そうすれば、企
業理念と自分理念の重なるところが、きっと見つかるはずだ。
そうなれば、両者の矛盾は解消され、方向性は次第に揃うものだ。
努力して両者の矛盾を解消して、やらされ感のような仕事観からは
一刻も早く脱却するべきだ。
【４】
もちろん、働く目的の中に「お金」があってもいい。だが、それが
すべてではないはずだ。なぜなら、お金というのは、本質的には目
的でなく、何かのための手段だからだ。
不安定な現代社会において、企業経営も変化を遂げつつある。だか
らこそ、そこで働く自分たちも、しっかりと自分理念を持つことで
無意識の安楽の欲求に流されずに生きていくことが重要になる。
自分理念があれば、仕事の悩みも、自分で判断して解決できるよう
になる。まずは自分理念を作るところから始めるべきだ。仕事も人
生もうまくいくようになるはずだ。
★本書の詳細、お買い求めは、
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■■選書コメント
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働き方の本です。自分の理念「自分ものさし」を作って、自分らし
く、楽しく働くことを目指します。悩みやモヤモヤが消え、ストレ
スなく働けるようになります。
自分ものさしを持っていれば、仕事にブレがなくなり、判断にも迷
わなくなります。だから、ストレスなく成果を出せます。反対にこ
れがないと、周囲に振り回されて自分らしさを見失います。
仕事人生を豊かなものにできるかどうかは 自分ものさしの有無で
決まるのです。本書でその詳細を学び、ストレスなく成果を出して
いくことをおすすめします。
著書は、自分の経験から、自分ものさしを持つことの大切さを痛感
したそうです。そのことを、できるだけ多くの人、特に若い人に知
ってほしいと思ったといいます。
社会人になれば、何十年も仕事人生が続きます。それを豊かにでき
るかどうかで人生は決まってしまいます。決め手は自分ものさしで
す。どう生きるのかの羅針盤です。
本書では、はじめに自分ものさしの詳細と必要性、メリットなどを
解説し、その上で具体的な作り方や活用方法、成果を出す方法など
を解説します。
自分ものさしができれば、仕事に対する取り組み姿勢が大きく変わ
るはずです。つまり、ものさしを見つけるスキルは、働く目的を見
つけるスキルです。正に社会に必須のビジネススキルなのです。
というわけで、仕事が楽しくない、やる気が出ない、優先順位がつ
けられない、成長実感がないなどと悩む、特に若いビジネスパーソ
ンにおすすめします。
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