HOME > ビジネス選書&サマリー > 無料版・バックナンバー > 50代がうまくいく人の戦略書

ビジネス選書&サマリー

無料版・バックナンバー

解除ご登録

ビジネス選書&サマリーのバックナンバーをご覧いただけます。


f

2025/01/10
50代がうまくいく人の戦略書

50代がうまくいく人の戦略書


定年後は50代の過ごし方で決まる
50代は悩ましい年代だ。仕事では定年が見えてきて、自分が会社でどこまで行けるかもわかってしまう。たいていは右肩上がりだったキャリアや給与はピークに達し、下降線を描きはじめる。プライベートでは、子育てが終わり、親の介護や相続の問題を考える時期に突入する。身内や知人の不幸に直面して、人生の儚さを感じる機会も増える。人生のステージが変わるのだ...

定年後は50代の過ごし方で決まる

50代は悩ましい年代だ。仕事では定年が見えてきて、自分が会社でどこまで行けるかもわかってしまう。たいていは右肩上がりだったキャリアや給与はピークに達し、下降線を描きはじめる。プライベートでは、子育てが終わり、親の介護や相続の問題を考える時期に突入する。身内や知人の不幸に直面して、人生の儚さを感じる機会も増える。人生のステージが変わるのだ...




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書
■50代がうまくいく人の戦略書
■藤井 孝一
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書サマリー
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
定年後は50代の過ごし方で決まる
【1】
50代は悩ましい年代だ。仕事では定年が見えてきて、自分が会社
でどこまで行けるかもわかってしまう。たいていは右肩上がりだっ
たキャリアや給与はピークに達し、下降線を描きはじめる。
プライベートでは、子育てが終わり、親の介護や相続の問題を考え
る時期に突入する。身内や知人の不幸に直面して、人生の儚さを感
じる機会も増える。人生のステージが変わるのだ。
これに伴って悩みも深くなる。仕事に対するモチベーションを維持
するのは難しいし、お金の不安や子供や親など家族の問題など、悩
みは様々だが、どれも切実なところが共通している。
【2】
このような悩める世代に向けて生き方を指南する本も溢れている。
だが、この手の本の多くは、出世欲や物欲、頑張ること、人付き合
いなど「捨てること」を強調する論調が目立つ。
何かを手放して身軽になるのはいいが、早すぎる終活を提案されて
いるようで腹が立つ。寂しい気持ちにもなる。今の50代や60代
は元気だから、まだまだ挑戦し続けたいと思うはずだ。
とはいえ、20代や30代の若者たちと真っ向勝負するのは無謀だ。
50代になれば、体力や気力はそれなりに衰える。力任せの現状突
破には無理がある。
代わりに、これまで培ってきた知識、経験、スキルがある。これら
を使ってうまくシフトチェンジできれば、まだまだ戦えるし、輝け
る。自分のこれまでを過小評価すべきではない。
【3】
もちろん、50代の未来を楽観視するのも必要以上に悲観するのも
不適切だ。リアルな現実を踏まえつつ、第二の人生を充実させるた
めに戦略的にシフトチェンジするべきだ。
考えるべきことは、人間関係、働き方、遊び方、学び方、お金や健
康、家族のことなど多岐に渡る。これらのテーマについて、それぞ
れ戦略を考えるべきだ。
一度しかない人生、しかも今は人生100年時代だ。楽しまなけれ
ば損だ。今から日常に小さな変化を起こすことで、人生の後半戦の
充実度は飛躍的に高まるはずだ。
【4】
40代と50代は、中年とひとまとめにされる。そのせいで、地続き
で捉えている人が多い。だが、現実には50代にはライフステージ
の大きな変化や加齢からくる心身の衰えを自覚しやすい。
体力、気力が落ち、リカバリーに時間がかかる。記憶力も衰え、本
や映画のタイトルが出てこないことも増える。スピードや集中力も
落ちてくる。モチベーションも落ちて何事にも慎重になる。
かといって何もかも諦めて防戦一方になるのは間違いだ。確かに、
年齢に伴う肉体的、精神的な衰えはある。これを否定するべきでは
ない。
重要なことは、衰えを自覚した上で、戦い方を変えることだ。50
代には経験に裏打ち打ちされた知識やスキル、人脈などポジティブ
な面がある。それを生かせば、ひと花もふた花も咲かせられる。
【5】
50歳で守りに入り、選択肢を狭めるべきではない。体力や気力が
衰えてもできることは多い。今も仕事の第一線にいるはずだから、
会社を使って人脈を作ったり、リスキリングもできる。
定年後に会社に居続けるにしても「仕方なく会社にしがみつく」の
と「独立できるが、あえて会社に居続ける」というのとでは、気持
ちの面でも雲泥の差がある。
大事な事は、今から定年退職に向けて準備しておくことだ。そし
て、動き出すことだ。10年あればいろいろできる。必要なら、会
社も使えるうちに使い倒せばいい。
忙しさを理由に「そのうちに」「辞めてから」と、漠然と過ごして
いると、60歳はあっという間だ。50代の早い段階で計画を立て、
その計画に沿って動き出せば人生は確実に変わるはずだ。
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837940188/tachiyomi-22
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書コメント
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人生設計の本です。50代の人が、定年後を見据えて、今からやっ
ておきたいことを解説します。後半を楽しく自由に生きるために、
やっておきたい戦略的な方法です。
50代になると、役職定年や定年後が見えてきます。でも、人生は
その後も続いていきます。お金、仕事、親の介護など、先行きの不
安材料には事欠きません。
でも、悲観する必要はありません。今から備えれば、まだまだひと
花もふた花も咲かせることができます。これまで以上に、自由で楽
しい毎日が送れるようになるはずです。
私は、若いころから、起業したいという人に、会社を辞めずに起業
する週末起業を提唱してきました。在職中にできるだけ準備してお
くことをすすめてきたのです。
このスタンスは定年に対しても同じです。今から準備すべきです。
給与という収入源があれば、余裕を持って取り組めますし、看板、
肩書、人脈など、会社員だからこそ使えるものものあるはずです。
本書では、自らの起業や退職の経験を生かして、定年後も活躍した
い人に、今のうちからやっておくべきことを、人間関係、仕事・お
金、遊び・勉強などの側面から解説しています。
たとえば、自分を過小評価しない、独立もできるし、会社にも残れ
る人になる、やりたいことはすぐやる、定年時期は自分で決める、
承認欲求は捨てるなどです。
50代で下り坂なんてもったいないと思います。とは言え、これま
で通りでは無理があります。今から時間をかけて、生き方をシフト
チェンジすることです。
というわけで、50代目前の方、すでに50代に突入した方で、定年
後の仕事・お金、人間関係が不安な方、すでに定年を迎えた方にも
お読みいただきたいと思います。
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837940188/tachiyomi-22
──────────────────────────────
◎バックナンバー→ http://www.bbook.jp/backnumber
◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 
◎登録、変更、解除→ http://www.bbook.jp/mag.html  
──────────────────────────────
発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2025
──────────────────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■今週の選書

■50代がうまくいく人の戦略書

■藤井 孝一

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■

■■選書サマリー  

■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


定年後は50代の過ごし方で決まる


【1】


50代は悩ましい年代だ。仕事では定年が見えてきて、自分が会社

でどこまで行けるかもわかってしまう。たいていは右肩上がりだっ

たキャリアや給与はピークに達し、下降線を描きはじめる。


プライベートでは、子育てが終わり、親の介護や相続の問題を考え

る時期に突入する。身内や知人の不幸に直面して、人生の儚さを感

じる機会も増える。人生のステージが変わるのだ。


これに伴って悩みも深くなる。仕事に対するモチベーションを維持

するのは難しいし、お金の不安や子供や親など家族の問題など、悩

みは様々だが、どれも切実なところが共通している。


【2】


このような悩める世代に向けて生き方を指南する本も溢れている。

だが、この手の本の多くは、出世欲や物欲、頑張ること、人付き合

いなど「捨てること」を強調する論調が目立つ。


何かを手放して身軽になるのはいいが、早すぎる終活を提案されて

いるようで腹が立つ。寂しい気持ちにもなる。今の50代や60代

は元気だから、まだまだ挑戦し続けたいと思うはずだ。


とはいえ、20代や30代の若者たちと真っ向勝負するのは無謀だ。

50代になれば、体力や気力はそれなりに衰える。力任せの現状突

破には無理がある。


代わりに、これまで培ってきた知識、経験、スキルがある。これら

を使ってうまくシフトチェンジできれば、まだまだ戦えるし、輝け

る。自分のこれまでを過小評価すべきではない。


【3】


もちろん、50代の未来を楽観視するのも必要以上に悲観するのも

不適切だ。リアルな現実を踏まえつつ、第二の人生を充実させるた

めに戦略的にシフトチェンジするべきだ。


考えるべきことは、人間関係、働き方、遊び方、学び方、お金や健

康、家族のことなど多岐に渡る。これらのテーマについて、それぞ

れ戦略を考えるべきだ。


一度しかない人生、しかも今は人生100年時代だ。楽しまなけれ

ば損だ。今から日常に小さな変化を起こすことで、人生の後半戦の

充実度は飛躍的に高まるはずだ。


【4】


40代と50代は、中年とひとまとめにされる。そのせいで、地続き

で捉えている人が多い。だが、現実には50代にはライフステージ

の大きな変化や加齢からくる心身の衰えを自覚しやすい。


体力、気力が落ち、リカバリーに時間がかかる。記憶力も衰え、本

や映画のタイトルが出てこないことも増える。スピードや集中力も

落ちてくる。モチベーションも落ちて何事にも慎重になる。


かといって何もかも諦めて防戦一方になるのは間違いだ。確かに、

年齢に伴う肉体的、精神的な衰えはある。これを否定するべきでは

ない。


重要なことは、衰えを自覚した上で、戦い方を変えることだ。50

代には経験に裏打ち打ちされた知識やスキル、人脈などポジティブ

な面がある。それを生かせば、ひと花もふた花も咲かせられる。


【5】


50歳で守りに入り、選択肢を狭めるべきではない。体力や気力が

衰えてもできることは多い。今も仕事の第一線にいるはずだから、

会社を使って人脈を作ったり、リスキリングもできる。


定年後に会社に居続けるにしても「仕方なく会社にしがみつく」の

と「独立できるが、あえて会社に居続ける」というのとでは、気持

ちの面でも雲泥の差がある。


大事な事は、今から定年退職に向けて準備しておくことだ。そし

て、動き出すことだ。10年あればいろいろできる。必要なら、会

社も使えるうちに使い倒せばいい。


忙しさを理由に「そのうちに」「辞めてから」と、漠然と過ごして

いると、60歳はあっという間だ。50代の早い段階で計画を立て、

その計画に沿って動き出せば人生は確実に変わるはずだ。


★本書の詳細、お買い求めは、

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837940188/tachiyomi-22


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■■

■■選書コメント

■■

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


人生設計の本です。50代の人が、定年後を見据えて、今からやっ

ておきたいことを解説します。後半を楽しく自由に生きるために、

やっておきたい戦略的な方法です。


50代になると、役職定年や定年後が見えてきます。でも、人生は

その後も続いていきます。お金、仕事、親の介護など、先行きの不

安材料には事欠きません。


でも、悲観する必要はありません。今から備えれば、まだまだひと

花もふた花も咲かせることができます。これまで以上に、自由で楽

しい毎日が送れるようになるはずです。


私は、若いころから、起業したいという人に、会社を辞めずに起業

する週末起業を提唱してきました。在職中にできるだけ準備してお

くことをすすめてきたのです。


このスタンスは定年に対しても同じです。今から準備すべきです。

給与という収入源があれば、余裕を持って取り組めますし、看板、

肩書、人脈など、会社員だからこそ使えるものものあるはずです。


本書では、自らの起業や退職の経験を生かして、定年後も活躍した

い人に、今のうちからやっておくべきことを、人間関係、仕事・お

金、遊び・勉強などの側面から解説しています。


たとえば、自分を過小評価しない、独立もできるし、会社にも残れ

る人になる、やりたいことはすぐやる、定年時期は自分で決める、

承認欲求は捨てるなどです。


50代で下り坂なんてもったいないと思います。とは言え、これま

で通りでは無理があります。今から時間をかけて、生き方をシフト

チェンジすることです。


というわけで、50代目前の方、すでに50代に突入した方で、定年

後の仕事・お金、人間関係が不安な方、すでに定年を迎えた方にも

お読みいただきたいと思います。


★本書の詳細、お買い求めは、

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837940188/tachiyomi-22


──────────────────────────────

◎バックナンバー→ http://www.bbook.jp/backnumber

◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 

◎登録、変更、解除→ http://www.bbook.jp/mag.html  

──────────────────────────────

発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2025

──────────────────────────────


ツイートする FACEBOOK いいね! このエントリーをはてなブックマークに追加

主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

企業情報はこちら

著者の方へ

広告掲載についてはこちら

TOP