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2025/01/24
思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100

思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100


思い通りに早く書く人になる
ビジネスでは書くカが必須だ。メールやチャット、報告書や議事録、提案書、企画書などの作成、お客様への案内文、インターネットに掲載する文書やSNSへの投稿文などキリがない。専門性が高くても、文章が下手なだけで信用を失う。伝わらない文章書くことで、大きなミスやトラブルを招くこともある。文章作成スキルが低い状態を放置しておく事は百害あって一利なしだ...

思い通りに早く書く人になる


ビジネスでは書くカが必須だ。メールやチャット、報告書や議事録、提案書、企画書などの作成、お客様への案内文、インターネットに掲載する文書やSNSへの投稿文などキリがない。専門性が高くても、文章が下手なだけで信用を失う。伝わらない文章書くことで、大きなミスやトラブルを招くこともある。文章作成スキルが低い状態を放置しておく事は百害あって一利なしだ...




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今週の選書
■思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100
■山口 拓朗
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■
■■選書サマリー
■■
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思い通りに早く書く人になる
【1】
ビジネスでは書くカが必須だ。メールやチャット、報告書や議事
録、提案書、企画書などの作成、お客様への案内文、インターネッ
トに掲載する文書やSNSへの投稿文などキリがない。
専門性が高くても、文章が下手なだけで信用を失う。伝わらない文
章書くことで、大きなミスやトラブルを招くこともある。文章作成
スキルが低い状態を放置しておく事は百害あって一利なしだ。
思い通りに早く書くには、文章とは何かを知ることだ。残念ながら
文章は完璧な情報伝達手段ではない。誤読や誤解は日常茶飯事だ。
書き手が発信する情報と読み取る情報には誤差が生じるのだ。
【2】
文章は、読み手の解釈に依存しやすい。その結果、誤解やトラブル
を招きやすい。読み手に勝手な自己解釈をさせないように、読み手
が理解したり、イメージしやすい文章を心がける必要がある。
たとえば「14時から会社におります」と書いて「遅くとも15時ま
でには来るだろう」などと思いがちだが、相手は「では、17時ご
ろに伺おう」と考えてしまうかもしれない。
これを避けるには相手に自己解釈させない工夫が必要だ。たとえば
「明日は14時から会社におります。15時までにいただけると助か
ります」などと書けば自己解釈の余地が減るはずだ。
【3】
文章を書く時は、読み手が誰かを明確にしておくべきだ。ターゲッ
トが明確な文章には伝わる力がある。文章の方向性がはっきりする
から、早く思い通りに伝わる文章が書けるようになる。
目的を決めることも大事だ。これが漠然としていると伝わらない。
多くの人が、文章の目的を曖昧に理解している。たとえば、謝罪文
の目的は「お詫びの気持ちを伝える」となりがちだ。
しかし、これでは目的に対する踏み込みが不十分だ。踏み込んで考
えれば「相手に快く許してもらう」になるはずだ。
目的を持たずに文章書くことは、地図を持たずに旅に出るようなも
のだ。ゴールの方向がわからず、どう文章が迷わない。その結果、
人に伝わらない文章ができてしまうのだ。
【4】
読む人のニーズ、すなわち「求めているもの」「欲しがっているも
の」を把握して書くべきだ。これができないまま文章を書き始める
と自己満足な文章になりがちだ。
たとえば、飲食店で「ただいま休憩中」などと張り紙がしてあるこ
とがある。これでは、何時まで休憩なのかがわからない。お店側が
自分たちの都合だけを一方的に伝えたダメな文章だ。
これに対して「販売再開は15時からです」とまで書いてあれば、
読んだ人は「その時間に改めて来よう」とか「今日は止めておこ
う」などと判断を下すことができるはずだ。
【5】
書く時は、自問自答を繰り返すことだ。質問に答えることで書くべ
き素材が棚卸しされるからだ。逆に質問に答えられないことについ
ては、どう頑張っても書くことはできない。
テーマを決めたら、自問自答しながら書き進めていく。その際、読
む人が知りたがっていることを想像しながら自問自答をする。読み
手の代役として質問する意識を持つことが大切なのだ。
特に、論文や評論コラムなど、自分の意見を書く文章では、自問自
答が果たす役割はより大きくなる。鋭い意見を書くには、鋭い質問
が必要だからだ。
たとえば、環境破壊について書くなら「環境破壊をどう思うか」と
問えば、答えは「環境崩壊は止めなければならない」などで終わっ
てしまう。
これに対し「環境破壊を止めるにはどうすればいいか」と問えば、
答えは「環境破壊の現状を広く人々に知らせる」などとなる。環境
破壊が止められない原因・社会的経緯まで踏み込めるのだ。
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756923623/tachiyomi-22
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■■
■■選書コメント
■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文書力を鍛える本です。学校では教わらないビジネスで使う文章の
書き方をわかり易く解説してくれます。基本から実践的なテクニッ
クまで網羅しています。
文章力は、ビジネスパーソンに必須です。報告書、企画書、セール
ス文など、書く機会は数えきれません。ネットが定着してからは、
メールやチャット、ウェッブなど、一層書く機会が増えています。
だからこそ、文章力を上げれば、仕事がはかどります。また、読み
手に好感や信頼を持ってもらえます。その結果、自信がつくなど、
様々な良い効果が得られます。
著者は、書けない人はやみくもに書くだけではダメだと言います。
ただ書くだけでは文章力は伸びないからです。大事なことは、基本
とコツを身に付けた上で書くことです。
本書は、その基本とコツを100個のスゴ技として紹介しれくれま
す。著者が25年以上の年月をかけて、実践で身につけてきたテク
ニックです。
はじめに基本ルールを解説し、その上で速く短く書く、正しく書
く、伝わるメールを書く、相手を動かく文章を書くなど、章ごとに
テーマを変えて解説していきます。
文章の本だけあって、きわめて明快にわかり易く書かれています。
たとえば、各項ダメな文と修正文の両方が紹介されています。比較
すれば、何をどう修正すべきかが一目瞭然です。
さらに図解が添えられているため理解が深まります。目次を見て、
気になった技から実践してみるだけでも、文章が見違えてわかり易
くなると思います。
というわけで、遅筆で困る、言いたいことがまとまらない、メール
のやり取りで誤解されがち、伝わる文章が書けないなど、書くこと
に悩むすべてのビジネスパーソンにおすすめします。
★本書の詳細、お買い求めは、
→ https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756923623/tachiyomi-22
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◎バックナンバー→ http://www.bbook.jp/backnumber
◎ご意見、お問い合わせ、→ info@kfujii.com 
◎登録、変更、解除→ http://www.bbook.jp/mag.html  
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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2025
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■今週の選書

■思い通りに速く書ける人の文章のスゴ技BEST100

■山口 拓朗

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思い通りに早く書く人になる


【1】


ビジネスでは書くカが必須だ。メールやチャット、報告書や議事

録、提案書、企画書などの作成、お客様への案内文、インターネッ

トに掲載する文書やSNSへの投稿文などキリがない。


専門性が高くても、文章が下手なだけで信用を失う。伝わらない文

章書くことで、大きなミスやトラブルを招くこともある。文章作成

スキルが低い状態を放置しておく事は百害あって一利なしだ。


思い通りに早く書くには、文章とは何かを知ることだ。残念ながら

文章は完璧な情報伝達手段ではない。誤読や誤解は日常茶飯事だ。

書き手が発信する情報と読み取る情報には誤差が生じるのだ。


【2】


文章は、読み手の解釈に依存しやすい。その結果、誤解やトラブル

を招きやすい。読み手に勝手な自己解釈をさせないように、読み手

が理解したり、イメージしやすい文章を心がける必要がある。


たとえば「14時から会社におります」と書いて「遅くとも15時ま

でには来るだろう」などと思いがちだが、相手は「では、17時ご

ろに伺おう」と考えてしまうかもしれない。


これを避けるには相手に自己解釈させない工夫が必要だ。たとえば

「明日は14時から会社におります。15時までにいただけると助か

ります」などと書けば自己解釈の余地が減るはずだ。


【3】


文章を書く時は、読み手が誰かを明確にしておくべきだ。ターゲッ

トが明確な文章には伝わる力がある。文章の方向性がはっきりする

から、早く思い通りに伝わる文章が書けるようになる。


目的を決めることも大事だ。これが漠然としていると伝わらない。

多くの人が、文章の目的を曖昧に理解している。たとえば、謝罪文

の目的は「お詫びの気持ちを伝える」となりがちだ。


しかし、これでは目的に対する踏み込みが不十分だ。踏み込んで考

えれば「相手に快く許してもらう」になるはずだ。


目的を持たずに文章書くことは、地図を持たずに旅に出るようなも

のだ。ゴールの方向がわからず、どう文章が迷わない。その結果、

人に伝わらない文章ができてしまうのだ。


【4】


読む人のニーズ、すなわち「求めているもの」「欲しがっているも

の」を把握して書くべきだ。これができないまま文章を書き始める

と自己満足な文章になりがちだ。


たとえば、飲食店で「ただいま休憩中」などと張り紙がしてあるこ

とがある。これでは、何時まで休憩なのかがわからない。お店側が

自分たちの都合だけを一方的に伝えたダメな文章だ。


これに対して「販売再開は15時からです」とまで書いてあれば、

読んだ人は「その時間に改めて来よう」とか「今日は止めておこ

う」などと判断を下すことができるはずだ。


【5】


書く時は、自問自答を繰り返すことだ。質問に答えることで書くべ

き素材が棚卸しされるからだ。逆に質問に答えられないことについ

ては、どう頑張っても書くことはできない。


テーマを決めたら、自問自答しながら書き進めていく。その際、読

む人が知りたがっていることを想像しながら自問自答をする。読み

手の代役として質問する意識を持つことが大切なのだ。


特に、論文や評論コラムなど、自分の意見を書く文章では、自問自

答が果たす役割はより大きくなる。鋭い意見を書くには、鋭い質問

が必要だからだ。


たとえば、環境破壊について書くなら「環境破壊をどう思うか」と

問えば、答えは「環境崩壊は止めなければならない」などで終わっ

てしまう。


これに対し「環境破壊を止めるにはどうすればいいか」と問えば、

答えは「環境破壊の現状を広く人々に知らせる」などとなる。環境

破壊が止められない原因・社会的経緯まで踏み込めるのだ。


★本書の詳細、お買い求めは、

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756923623/tachiyomi-22


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文書力を鍛える本です。学校では教わらないビジネスで使う文章の

書き方をわかり易く解説してくれます。基本から実践的なテクニッ

クまで網羅しています。


文章力は、ビジネスパーソンに必須です。報告書、企画書、セール

ス文など、書く機会は数えきれません。ネットが定着してからは、

メールやチャット、ウェッブなど、一層書く機会が増えています。


だからこそ、文章力を上げれば、仕事がはかどります。また、読み

手に好感や信頼を持ってもらえます。その結果、自信がつくなど、

様々な良い効果が得られます。


著者は、書けない人はやみくもに書くだけではダメだと言います。

ただ書くだけでは文章力は伸びないからです。大事なことは、基本

とコツを身に付けた上で書くことです。


本書は、その基本とコツを100個のスゴ技として紹介しれくれま

す。著者が25年以上の年月をかけて、実践で身につけてきたテク

ニックです。


はじめに基本ルールを解説し、その上で速く短く書く、正しく書

く、伝わるメールを書く、相手を動かく文章を書くなど、章ごとに

テーマを変えて解説していきます。


文章の本だけあって、きわめて明快にわかり易く書かれています。

たとえば、各項ダメな文と修正文の両方が紹介されています。比較

すれば、何をどう修正すべきかが一目瞭然です。


さらに図解が添えられているため理解が深まります。目次を見て、

気になった技から実践してみるだけでも、文章が見違えてわかり易

くなると思います。


というわけで、遅筆で困る、言いたいことがまとまらない、メール

のやり取りで誤解されがち、伝わる文章が書けないなど、書くこと

に悩むすべてのビジネスパーソンにおすすめします。


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発行元:(株)アンテレクト 藤井孝一 Copyright 1999-2025

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主宰者

藤井孝一
藤井孝一
経営コンサルタント
週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)発起人・元代表
(株)アンテレクト取締役会長

慶応義塾大学文学部を卒業後、大手金融会社でマーケティングを担当。米国駐在を経て、中小企業と起業家への経営コンサルティング開始する。2002年6月「週末起業フォーラム(現・週末起業実践会)」を設立。この新しい起業スタイルを全国のビジネスパーソンに普及させるべく奔走中。

株式会社アンテレクト

東京事務所:
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル4F
Tel.(03)6273-7950
Fax.(03)6273-7951

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