vol.7 2007年5月18日
テーマ :耽読日記 読書術

オピニオンリーダーは読書をこう考える

さて、ビジネス書の効用について、ビジネス界のオピニオンリーダーたちは、どのように考えているのでしょうか?

たとえば、先週のメルマガで紹介した『頭のいい人が儲からない理由』の著者、坂本桂一氏はかつて年間500冊の本を読み、今も書籍費に月10万円を当てているそうです。

彼は著作の中で次のように言っています。「ビジネス書は、教養を身につけるために読む。教養があれば、ムダを省き、未来のことを考えるのにエネルギーをできるからだ。

といっても、インターネットの時代になって、情報は溢れています。それでもあくまで本にこだわる理由はあるのでしょうか?

これについて、インスパイアの代表取締役社長、成毛眞氏は、雑誌『宝島』のビジネス書の特集で、次のように言ってました。

「1テーマでまとめられているという点では、一冊の本のほうが価値は高い。旬のデジタル関連情報などを除くと、ハウツー物でさえ、本の方がずっと情報量が多い」

さらに「ビジネスエリートの大半は読者家だ」と言っています。ビル・ゲイツも、スティーブ・バルマーも大変な読書家だそうです。

成毛氏は「本を読まない人を軽蔑する」とまで言っています。さすがに私は、軽蔑までは言えませんが、読まない人に対しては「なぜかな?」と思います。

本は、ここで挙げてきたとおり、いろいろな効用があるからです。そして、本を読むことは誰にでもできるのです。


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