テーマ :耽読日記 読書術
読書人脈は「宝の脈」と心得よ
この連載も10回を越えました。「いつまで続くかな?」「誰か、読んでいるのかな?」と思いつつ、自己満足で書いています。
バックナンバーを整理してくれているウチの社員も「これ、要らないですよね?」と、バサバサ削除してました・・・
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今思えば、結果的に読書が自分の人脈を作りのきっかけになっていたことを感じます。今の私のおつきあいは、読書なしでは築き上げられなかったはずです。
私は、最初は単なる本好きでした。せっせと本を読んでいました。しかし、いくら読んでも、時が経つに連れてどんどん忘れてしまうことが不満でした。
仮に憶えていても、それを実践したり引用したりする時に再確認しようとしても、膨大な蔵書の中から、どこに書いてあったか見つけ出すことは至難の業でした。
そうした、読んで学んだことを、後で活用できるように、書籍のデータ、そのエッセンス、自分の感想をまとめたメモを作り始めました。
最初は自分のために作っていたのですが、次第に他の人にもプレゼントするようになりました。
当時、私は駆け出しコンサルタントでしたが、書籍の中にお客様の役に立ちそうな内容を見つけては、その本をお薦めしたり、プレゼントしたりしていました。
メモを書くようになってからは、それをメモに盛り込んで、プレゼントするようにしました。これは、私の師匠が新聞の切り抜きをプレゼントしていたの真似たものです。
次第にお客様の引き止め策、またこれからお客様になっていただきたい、いわゆる「見込客」の囲い込み策にも活用するようになりました。
その後、メルマガが流行し始め、自分も発行したと思ったとき、この内容を送ることに思い至りました。
メルマガ「ビジネス選書&サマリー」は、こうして誕生したのでした。
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