vol.12 2007年6月22日
テーマ :耽読日記 読書術

読書を人脈につなげる上で大切なこと

読書がきっかけでメルマガ発行に至り、これをきっかけに人脈を作り、さらに自分のビジネスに発展させてきた私です。しかし、ここでメルマガの発行をお薦めしたいわけではありません。

そもそも、私も読書をすることで、このような展開になることを期待していたわけではありません。どれも、読書をする過程で、場当たり的に対応してきた結果、今に至るという感じです。

一般に、仕事は、まずゴールを設定し、逆算して「何をすべきか」を決めよと言います。読書に喩えれば、最後のページ、つまり結末から読みはじめるようなものです。

しかし、そのように始めても、思わぬ方向に展開することはいくらでもあることです。私にとって読書は、まさに想定外に発展していきました。

この件に関する限り、残念ながら私には結末を見通す洞察力は備わっていなかったようです。ただ、それが良かったとも思います。

本来、人脈形成に関しては、見返りや結果を期待して行動するやり方はそぐわないと思います。

読書が好きで「良い本は、人に勧めたい」「書いた人に会ってみたい」という気持ちを大切に、素直に従うことが、結果的に良い結果を招くのだと思います。

いろいろな出会いや、チャンスが巡ってきたのも、結局、長く続けていたからに他なりません。

あまり見返りを求めずに、長く続けていけば、読書は必ず、人脈、ビジネスチャンスなど、情報以外のいろいろなものをプレゼントしてくれると思います。


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