vol.13 2007年6月29日
テーマ :耽読日記 読書術

本人脈は「宝の脈」と心得よ、

本をきっかけに知り合いを増やすことが、効率の良い人脈構築につながるのは本当です。「本人脈は、宝の人脈」といってもいいくらいです。

もともと、本の周辺には、優秀な人が多く集まっています。ビジネスパーソンの読書離れが指摘されて久しい中、あえて本を読む人たちですから、選りすぐりの勉強家ばかりです。

本好きということは、情報感度が高いということですから、書籍以外からの情報もたくさん仕入れています。また、成功本などにも、たくさん目を通しているせいか、思考が前向きの方が多いようです。

中には、時代をリードするオピニオンリーダーのような人も少なくありません。そうなると、飛び交う情報も、他の集まりで交わされるものと比べて濃密であることが多くなります。

特に、最近の私にとっては、ビジネス書の著者との交流が、大きな刺激になっています。比較的狭い業界で、皆さん、わりと仲良く、気軽に交流しています。

そういうところに顔を出される方は、同じ著者先生でも、部屋にこもって執筆ざんまいという方に比べて、交流の輪を広げることに前向きで、バランスの取れた方が多いです。

そもそも、ビジネス書は、ビジネスの成功体験をまとめるケースが多いので、必然的にビジネス書の書き手はビジネスマンとして一流ということが多いです。

そういう方々と交流していると、大いに刺激を受けます。そこから新しいアイデアが生まれ、ビジネスに繋がることも少なくありません。

著者との交流というと、出版社勤務の方や、自著の出版歴のある方以外、縁がないと思われそうですが、そうでもありません。

著者が講師を務めるセミナーや勉強会に参加したり、ブログやメルマガに、こまめにコメントするなど、ご縁を持つ方法はいろいろとあるはずです。

少なくとも、本を愛する気持ちを共有できれば、そういう人たちとの出会い、親しくなる機会は格段に増えることは間違いありません。


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