vol.14 2007年7月06日
テーマ :耽読日記 読書術

なぜ、読書をするとデキる人が落とせるのか?

本の周辺には、魅力的な人がたくさんいますが、そういう人とさらに親交を深めるには、ちょっとした工夫が必要です。

コツは、何と言っても、本をたくさん読んでおくことです。共通の話題があれば、うち解けるのが早いからです。

特に、彼らと話していると、よく「最近どんな本を読んでる?誰に注目している?」という話題になりがちです。

少なくとも、話題の本くらい押さえておかないと、恥をかきます。ビジネス書の世界は、著者の新陳代謝が激しく、新人がどんどん誕生しています。

読書家には、好奇心旺盛な人が多いですから、新人の本ほどまめに目を通しているものです。いつまでも、昔に読んだ大御所の本ばかり読んでいるという保守的な姿勢ではついていけません。

結局、読書人脈を活かすには、読書が習慣になっていることが大事です。それ以前に、書店を覗いたり、オンライン書店をブラウジングしたりすることを習慣にしておくと良いでしょう。

なお、気の合う人がいたら、ぜひ後日個別に会ってみましょう。ビジネス書談義に花が咲けば、一挙に親しい間柄になれるはずです。

著者と親交を深めるのもコツがあります。著者にとって一番嬉しいのは、やはり自著を「読みました」「勉強になりました」「人生が変わりました」と言われることです。

ただし、読んでもいないのに「読みました」という人は少なくありません。そういう人と一緒にされないように、具体的に「○○のくだりが、特に良かったです」と言うことがポイントです。

また、著者に会うことがわかっているなら、著書を持っていき、思い切ってサインをねだりましょう。頼まれて悪い気はしませんし、本を買っていただいた感謝の気持ちもあり、断られることはないはずです。

ただ、写真撮影は断られることが多いです。悪用する人が少なくないからです。写真をブログなどにアップして「あの○○先生もお薦め!」などと自社商品の宣伝に利用する人が、後を絶ちません。

いずれにしろ、本離れが進む中、本好き同士は盟友のような気持ちになるのか、親しくなるのが早いようです。ぜひ、本をきっかけに、人脈を広げてみてください。


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