vol.31 2007年11月23日
テーマ :耽読日記 読書術

読書の手順

読む前に、読書の手順について考えてみましょう。

「本を読むのだから、ただ頭から読んでいけばいいのだろう」と思うかも知れません。おっしゃる通りですし、私も最初はそうでした。

しかし、読書をより有効な時間にするためには、読む際にいくつか気を付けたいポイントがあります。それを、ここで紹介しましょう。

まず、読書の流れを理解しておきます。大きく分けると、読書は次の3つの段階から成り立っています。
 ・読む準備をする
 ・読む
 ・活かす準備をする

読む準備は、書籍の理解を助け、読むべきポイントや目的を明らかにするために行います。具体的には、
 ・読書の目的を明らかにする 
 ・全体像を把握する

の二つの段階があります。

続いて、実際に「読む」段階です。この過程では、頭の中は次のような順番に働いています。
 ・情報を集める
 ・理解する
 ・自分の言葉に置き換える
 ・自分の意見を持つ

最後に、読んだあとの話ですが、学んだことを活用します。そのためには、準備しながら読むことが大切です。たとえば、重要箇所を記録すると言ったことも必要です

次回以降、それぞれの段階について、順を追って詳しく見ていきたいと思います。


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