vol.38 2008年1月11日
テーマ :耽読日記 読書術

読みながら気づいたことは書き留めておく

読みながら、気が付いたことや思いついたこと、反論したいこと、大いに賛同したこと、自分に当てはめてみたらどうなるかなど、頭の中に思い浮かんだ着想は、書き留めておきます。

この場合も、読書の流れを妨げないよう配慮する必要があります。できれば、閃いてすぐに、さらさらと書き記すことが大切です。

私は、閃いたことは、言葉そのものを、ひらめきのきっかけになった文章の上部の余白に、さらさらっとメモしています。

ポイントは、すべてを本の中、特に文章のそばに書き込んでおくことです。すぐにかけることと、あとで見直したときに

東大法学部卒業の弁護士で、勉強法などでもお馴染みの荘司雅彦先生は、受験勉強の極意は、学習したことの全てを一冊の参考書に書き込むことだとおっしゃっています。読書の場合も同じです。

この場合も、読書の流れを妨げないように注意します。記すのは、せいぜい手短な単語や一文です。「経営も同じ」とか「起業家的」とか「そうか?」などのフレーズです。

このように記しておくと、後で読んだときの頭の動きが鮮明に蘇ります。読書レポートを作ったり、自分の原稿を書いたりするときに引用することができます。

後で読み返したときや、参考にしたいときには真っ先に見直すポイントになります。


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