vol.39 2008年1月18日
テーマ :耽読日記 読書術

本の余白に書きまくる

文章の上下の余白でスペースが足りない場合は、本の裏表紙や扉の裏、さらには各章の扉の裏など、本の中に、できるだけ大きな余白を探してメモをします。

一ページ分のスペースが確保できれば、内容を図示することもできます。目安として、私の場合、見開き1ページのスペースが確保できれば、本一冊分のエッセンスを図示することができます。

このスペースは、読み進めながら気が付いたことなどに、次々と書き加えていくことができるので便利です。わざわざ別のノートを用意していたのでは、こうはいきません。

ちょっとしたことかも知れません。しかし、こういう小さな差が、積み重なると大きな違いになります。

実は、本の表紙は台紙がしっかりしていて、書き込むのに適しています。特に、電車や駅のホームなどで立っていて、机が無い場合でも、問題なく書き込むことができます。

また、別のノートを用意して書き込むと、ノートを紛失したり、どこに書いてあるのかを見失ったりします。その点、本に書き込んであれば、いつも本と一緒になので、見失うことがありません。

この余白には、文章の草稿をすることもできます。私は、メルマガで、書籍の書評を掲載していますが、その草稿はこのスペースに書き込んでいます。

これを、あとでPCを使って、文章にまとめていきます。自分のメモ書きにも三色ボールペンを使って重要度に応じた色分けをします。

カギ括弧や矢印を使った関係性の記述なども、自分のメモ書きにも使うことで、のちのち理解することが容易になります。


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