テーマ :耽読日記 読書術
マインド・マップを使うのか?
メモといえば、メモを図示する手法として、最近「マインド・マップ」という方法を使う人が増えています。読者の中にも、使っている人が多いのではないでしょうか?
念のため紹介すると、これはトニー・ブサンという人が開発した手法で、一つの概念について、関連するキーワードを放射線状に広げながらメモしていくものです。
メモする際、色や図を使ったり、線の太さにバリエーションを持たせたりしてメリハリをつけます。文字を列挙するのと違い、視覚的にインパクトがあるので、記憶にも残りやすくなるそうです。
最近は、パソコンで記録できるように、マインド・マップを作成するソフトまで売られているそうです。それくらい、普及していると言うことなのだと思います。
私も「立体的に図示しながらメモしている」というと、しばしば、「やっぱり、マインド・マップを使うのですね?」と尋ねられます。
しかし、私はマインドマップを使っていません。できあがったものには、似ているところもありますが、マインド・マップのルールに沿った記述方法ではありません。
そもそも、マインド・マップが普及する以前から、もう十年以上、今の書き方で書いています。一度でき上がったやり方を変えるのは簡単ではありませんし、特に必要性も感じていません。
ただ、放射線状ではないものの色も使いますし、時々イラストも使いますので、共通点はあるのかも知れません。。
たまに「マインド・マップは、どう思います?」と訊かれることもあります。使ったほうがよいと思うか?という意味だと思います。
私は、どちらでもいいと思います。ただ、自分流の手法を開発するには、ある程度時間がかかります。ですから、これから始めるなら、マインドマップに限らず、すでに普及した手法を、まずは導入するのが良いと思います。
それを使いこなしながら、少しずつ自分流に、自由にアレンジすれば、いいのではないでしょうか?やがてオリジナルな手法ができあがるのではないでしょうか?
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