テーマ :耽読日記 読書術
読書時間を考える
読書の質を高める工夫のもう一つが、一日のどの時間を読書に充てるかです。起床してから、眠るまでの一日の中で、いつ読書をすれば一番効果が高いか考えてみましょう。
一般に、読書にあてる時間としてふさわしいのは、頭の冴えた午前中だと言われています。午前中が頭の冴えた時間であることは、私もその通りだと思います。
とはいえ、忙しいビジネスパーソンに自由時間は限られています。一般に、朝食前後、あとは会社に向かう移動時間が読書に充てられる時間です。
起床直後、移動時間など、午前中でも、頭が完全に働かない、じっくり机に向かうことができないなどの時間があります。こうした時間は、いくら午前中でも素晴らしい時間とは言えません。
そうした細切れ時間は、あまり読み応えのある本の読書には適さないかも知れません。そういう場合、私は読みやすい、コラムなどの気軽な本を読むようにしています。
午前中にまとまった時間が取れ、その時間を読書にあてるなら、脳の働きが高いゴールデンタイムですから、難解な書籍や、特に集中力を有する書籍の読書をお薦めします。
私は、資格試験の教材や自分が集中的に勉強したいテーマに関する読書に充ててきました。始業前ですので、終わりの時間も決まっており、締め切り効果で集中力も高まります。
喫茶店などが集中できます。特に早朝の喫茶店は、一人で来ている人ばかりで、皆さん静かに勉強やデスクワークをしています。打合せをする人、仲間同士で騒ぐ人もいないので、大変静かです。
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