vol.48 2008年3月21日
テーマ :耽読日記 読書術

書籍によって読書時間を考える

通勤の移動時間、営業の方なら日中にも移動時間があると思います。ビジネス書は、こうした移動時間に読むのに適しています。適度にまとまった時間で、邪魔も入りにくいからです。

昼休みも、30分程度の時間が確保できます。こういうコマ切れ時間は、細切れの本を読めばいいと思います、ビジネス書の中には、一ページを見開き2?4ページで完結する本もたくさんあります。

こうした本なら、細切れ時間でも、流れが分断されることを気にすることなく読むことができます。

なお、脳のゴールデンタイムは午前中と言われています。読書は知的作業ではありますが、必ずしも午前中を読書にあてる必要はないと思います。

読書は、他の人が書いたものを読んで理解し、それを理解する作業ですから、それほど集中力を必要としません。

忙しいビジネスパーソンは、他にもいろいろやることがあるはずです。むしろ、午前中のまとまった時間は、難しいことをじっくりえるとか原稿を書くなどアウトプットあてるという考え方もあります。

私は、読んだ本について考えたり、感想をまとめたりという作業を午前中にあてています。読書は、むしろ、電車の中や、人を待つ時間、細切れ時間の寄せ集めで十分と考えています。

夜も読書には適しています。場所は、食卓や風呂の中、布団の中になります。この時間は、本来リラクゼーションの場でもあります。難しい本は避けています。ビジネス書でも小説形式のものや、短編集系のもの、コラム集など、気楽に読める本を読んでいます。

私は、最近、小説、特に歴史小説とミステリーに凝っていますが、入浴時と就寝前は、専らこれらの本を読むのが楽しみです。

このように、読書の場所や時間には個人の好みがあるものです。読む本のタイプによっても変わってきます。「読書」の一言で、ひとくくりにして、一概に、いつ、どこが適しているとは言えません。

いろいろと試しながら、自分がもっとも効率的に読むことができる場所を模索しながら読んでいくのが一番です。これを発見することも、また人生の楽しみです。


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